平成26年12月5日(金)午前中に林業用苗木仮植・掘取研修会、午後は、床づくり研修会を開催しました。
当日は、管内苗木生産者・新規参入された営農法人や農業・林業関係者を含め、22名の方が参加しました。
◆林業用苗木仮植・掘取研修会
大東町塩田の大原森林組合委託先の苗畑で、林業普及協力員の藤原さんに講師をしていただきました。
最初に倉庫で、幼苗の規格ごとの選苗方法や山行苗の出荷の仕方について実演を交えて説明していただきました。
次に、苗畑で冬期間を利用した掘取方法や仮植方法の説明がありました。
冬場の閑散期を利用して掘り取りを行うため、シートを被せて置くと冬でも掘り取り作業が可能です。
また、藤原さんならではの移動式小屋では、ストーブも入れて暖かい空間の中、掘り取り選苗、仮植作業をされるそうです。
最後に、機械倉庫前で、掘取機・管理機の作業説明がありました。
掘取機や管理機を使用して無駄のない効率的な作業手順を教えていただきました。
◆床づくり研修会
新規参入された奥出雲町の営農法人の組合員も多数参加され、21名で開催しました。
床づくりの実演を予定しておりましたが、雪が積もったため、公会堂での座学になりました。
新規参入される営農法人の今後の生産計画の説明後、床づくりの仕方やスケジュールについて具体的な意見交換を行いました。
また、本日実施ができなかった実演については、後日行う予定になりました。
引き続き、新規参入された営農法人の支援を行っていく予定です。