5月12日(日)に飯南町の農事組合法人「長谷営農組合」が電気柵研修会を行い、晴天の中13名の方が参加されました。
今回の研修では、これまでの研修会で得た知識が身についているかの確認と、”少人数で短時間の作業で電気柵を適切に設置する”をテーマに集落の方の知識や経験のみで設置を行いました。
皆さん慣れた手つきで作業を始め、修正が必要なところはお互いに教え合いながら設置をしておられました。
設置終了後に、雲南事務所からより時間を短縮するポイント(作業前に支柱を打っていく人、電線を架線する人や電牧器の設置を行う人の役割分担をする、現場条件に合わせた支柱の設置位置等の打ち合わせをする)の説明をしました。
今回の研修で参加できなかった方とも研修の内容を共有し、今後の設置・管理に役立てばと思います。
☆侵入防止柵は設置して終わりではありません!☆
田植えの時期なのでこれから電気柵を設置する方は多いと思います。
侵入防止柵の適切な設置は大切ですが、それだけでなく下草の管理や破損箇所の点検、電気柵の場合は4000V以上の電圧が出ているか、24時間通電しているか、電池やバッテリーの残量チェックなどその後の管理がとても重要です。