ここ最近、現場に向かう途中に、山を見てみると白い花が目立ちます。
この白い花の正体は、「クマノミズキ」という花です。
さて、最近なぜこの花に注目しているかというと、
クマノミズキの花、小さくて可愛らしい
クマノミズキは秋になると小さな実を多くつけます。
この実は西中国山地に生息するクマにとってドングリなどと同様に、重要なエサ資源になっています。(ちなみによく鳥も食べています)
これらの豊作、凶作の状態によって、ツキノワグマの秋の出没状況に影響しているのではと考えられています。
今年はクマノミズキの白い花がたくさん咲いています。花が咲かなければ実はつきません。秋になって多くの実を実らせて、動物たちの食べ物になってくれたらと思います。