ニコン最後のフィルム一眼レフ・プロ機です。
2台持っていたんですが、1台は手放してしまいました。
重いこととでっかいこと以外AFフィルムカメラとして不満があまりありません。
MFレンズをよく使うのですが、さすがにF3などのMF機のほうがMFレンズでは使いやすいファインダーとなっていてここは不満です。
と言っても、自分の目でピントを合わせることにこだわらなければ、フォーカスアシスト機能でピントは、すんなり合ってくれます。
裏蓋をMF-28に換装しているので、フィルムのコマ間に撮影データを写し込むことができます。
といっても、ブローニーのGA645ziのコマ間撮影データ写し込みのほうが見やすいです。
フィルムが645だと面積で2.7倍もあるから、まあ仕方ないかな。
このカメラ、最速1/8000秒のシャッター速度だし、5コマ/秒の連写を本体だけでやってのけるなど(BG一体のようなボディだが)さすが90年代のプロ機って感じです。
なんといってもフィルム給装の速度がすごく速く、感覚的にはシャッター切ると同時に給装が完了しているような感じを受けます。
ニコンは、MFカメラが楽しいと思っていたけど、F5はAFカメラと言えども操作フィーリングに満足感のあるカメラです。