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平成24年度 管理業務主任者資格試験 合格ライン37点 合格率19.6%

2013年01月20日 09時43分47秒 | □【資格試験】独学の部屋
平成25年1月18日(金)に管理業務主任者試験の
合格発表がありました。

国家資格となって初年度、次年度は特別サービスで
合格率も高かった国家資格ですが、3年目以降は、

「合格率20%前後」

という流れできた国家資格です。

年度      申込者数  受験者数  合格者数 合格率
平成13年度 64,678  57,719  33,742 58.5%
平成14年度 39,981  35,287  10,390 29.4%
平成15年度 31,558  27,017  5,651  20.9%
平成16年度 28,642  24,104  4,617  19.2%
平成17年度 26,960  22,576  5,019  22.2%
平成18年度 24,779  20,830  4,209  20.2%
平成19年度 23,790  20,194  4,497  22.3%
平成20年度 23,847  20,215  4,113  20.3%
平成21年度 24,890  21,113  4,329  20.5%
平成22年度 24,129  20,620  4,135  20.1%
平成23年度 24,376  20,625  4,278  20.7%
平成24年度 22,887  19,460  3,811  19.6%



国家資格化の初年度(平成13年)、次年度(平成14年)と
あまりに差がありますよね。

今回の試験で、さらに1点はっきりと分かったことがあります。

それは、

「できる限り20%」「前後20%、2割の合格率に納める」

という試験実施機関やお国の考え方です。


平成16年度の試験で1度19%台の合格率がありましたが
その後は、20%~22%台で、

「難易度を20%以上にはしない」

19.9%よりかは、20.1%と合格率は20%台に納める
考えているのではないか、という資格の学校等の見方もありま
したが、

しかし、本年で、

「20%により近い前後」
(19%台も問わず)

での合格者数輩出の考えがあることが分かったことになります。

「合格率を上げて23%台になるくらいなら、19%台で
20%に近い合格率にする」ということですね。

合格ラインを36点とすると23%台になり、今回の合格ライン
となった37点にすると、19.6%(20%に一番近い)と
いう統計結果だったのだと思います。

これは受験生にとっては、大事な情報です。
0.数%で合格者が十数名変動しますので、気になることでも
あったわけです。

年度によって試験内容の難易度が変化しますが、管理業務
主任者試験のように上位20%前後とはっきりと決めて、
試験をしてもらえるほうが、公平性があると感じますよね。

しかし、受験生のレベルが上がってしまうと・・・

「合格点が50問中37問正解以上」
だったそうです。

37問を取るとなると、けっこう勉強しないと取れませんね。

しかし、国家資格化されたくらい、これから必要性のある資格
ですので、ある程度のレベルは必要ですよね。

ちなみに、
管理業務主任者のみが行える独占業務(業務独占資格)
として

1.委託契約に関する重要事項の説明および重要事項説明書
(72条書面)への記名押印
2.管理委託契約書(73条書面)への記名押印
3.管理事務の報告(77条)

法律で定めがあります。

有用性があってよい資格だと思います。


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