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平成28年9月国税庁発表より:民間給与実態統計調査結果(非正規含む)

2017年02月05日 23時55分27秒 | □私の気になるデータ
公務員(国家公務員、地方公務員、公庫職員 公務の非正規含む)を
除いた、「民間企業」に勤める源泉徴収義務者全員を対象とした調査
結果を、国税庁は発表しています。

平成27年に民間の事業所が支払った給与の総額は204兆7,809億円だった
そうです。

給与所得者数は4,794万人で、男性2,831万人、女性1,963万人です。
正規3,142万人、非正規1,123万人だそうです。

ちなみに、平成27年10月1日時点の確定値の日本の人口は124,283,901人。

実際に雇用されて働いている人は5,000万人程度と言われているのも、この
数値を見るとよく分かりますね。

そして、よく比較で用いられる「平均値」ですが、

年間の平均給与は420万円
前年に比べて1.3%増加
男女別にみると、男性521万円、女性276万円。
正規485万円、非正規171万円

だったそうです。




民間企業だけに絞ると、随分と平均の給与が下がったように思います。

しかし、これでも実態に近いとは言えません。

それは、年収300万円の人と、年収1700万円の人、2人の平均を出すと、
年収の平均は1000万円となり、「平均」では実態が見えてきません。

そこで、



男性では、300万円超から400万円以下
女性では、扶養控除もあることからでしょうか、
100万円超から200万円以下が、一番多い年収の区分帯
となっています。これが中央値でしょうね。

そして、国税庁は、




上記の結果を報道発表しています。



そして、男女合計の給与所得者の給与階級は、



これが「年収300万円時代」と言われる所以ではないでしょうか。

・・・

少し古い資料ですが、世代別において


があります。

35歳から39歳の大卒で617万円、高卒で
464万円とあり、それだけを貰っているのが普通なの?と
思うところですが、

国税庁の報道発表を見ますと、世代も関係なく一番多い所得層は、


「男性では、300万円超から400万円以下」
「女性では、100万円超から200万円以下」

これが、今の日本経済における労働者の給与所得の現実
だと思います。

私自身も、「低いよなぁ・・・」と思っていますが、今の
日本では、これが「普通」の水準なのだと知りますと、
どこか虚しさを感じますよね。

「普通の努力」
「普通の働き」

何をもって「普通」というのかは、難しいですが、例えば、
これといった努力:難関な試験に通る勉強を余暇を犠牲にして
行っている、働き:毎日30kg以上の荷物を担ぐ等、そのような
ことはせずに、ただ真面目に、与えられた仕事をしている
だけでは、年収は男性ならせいぜい300万円から400万円程度と
いうことなのかなぁと、感じました。

手取りとなると・・・やっぱり少ないですよね。

1ランク上の400万円超から500万円以下も、そして、更に
1ランク上の500万円超から600万円以下も多いですので、この
ラインを現実としては狙っていきたいですね。
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