みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

おとぎばなし。

2007-09-17 03:09:02 | よむ
サントリーホールに行く電車中、ずいぶんと久しぶりに小説を読んだ。
完全な娯楽。
出掛けに鞄に入れたのは『ダンスダンスダンス』の上巻。
おそらく読みきることは無いだろうと思っていたのに、思いの外引き込まれ日をまたいで上下巻を読んだ。

34歳の僕が13歳のユキを見る思いは、
今のわたしが34歳の僕を見る思いに通じるものがあるのかもしれないし、ないのかもしれないし、あるような気がするだけなのかもしれない。

ブラームス・・ピアノ協奏曲第1番*東京都交響楽団

2007-09-17 02:35:58 | きく
久しぶりのサントリーホール。
ブラームスのピアノ協奏曲第1番は聴きたかった。
あのパッショッンほとばしるような曲は、
じっくりと歳を積んできた人による演奏で聴きたかった。
念願かなった演奏会だった。

ストラヴィンスキーの「春の祭典」はメロディーを感じられなくて聴いているのがわたしにはしんどかったけど、打楽器が面白かった。

春の祭典のあの得体の知れなさそうなエネルギーに満ちた曲をバックに、この世のものとは思えないような美少女が、エネルギーを含んだ曲とは無縁の冷たい表情で、踊りたいという意思はまったく感じられないのに優れた技術と資質で舞踊をする姿を、曲を聴いている間中(なにしろ何だか聞くだけではしんどい曲だったので)想像していた。

9/15(土)19:00
サントリーホール
ピアノ協奏曲第1番 ブラームス
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ

春の祭典 ストラヴィンスキー

指揮:小泉和裕
東京都交響楽団