新聞の見出しは恐ろしい。たった1行で人や企業の印象を決定的にしてしまう。
グーグルがフェイスブックに「敗北」という新聞の見出しを見かけたのが、つい4,5日前。
フェイスブックの名前を見かけない日はないとはいえ、
日々利用しているグーグルと名前知ってるだけのフェイスブックとでは、私の中の親近度が遥かに違う。
それだけに、そういうことになっていたのか、というインパクトが強くて、
それまでうろ覚えで特にカタカナ表記はすぐに忘れてしまう頭にも、
フェイスブックのCEOは?といつ聞かれても即答出来るくらい
マーク・ザッカーバーグの名前が記憶された。
ザッカーバーグ、26歳、世界最年少の億万長者としてフォーブスにランクイ
ンした(当時は25歳)のもついこの前のこと。
そして20代にして伝記映画まで製作されてしまった人。
その映画が『ソーシャルネットワーク』。
タイトルだけ見かけて、SNSの功罪をワイドショー的に描いた映画かなと俗な予想をしていたけど、
とんでもない勘違い。
冒頭、ザッカーバーグとガールフレンドとの打々発矢の会話から、もうわくわくさせられっぱなし。
登場する人々の頭脳ドラマにもうアクションもないのに最後までわくわくし通し。
そして彼らを育むハーバード大の学長もはんぱない。
かっこいい。これでこそ、人がでかくなる!ちゅうもんさ。
今年1番の映画です。まだ、1月だけど。