みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

イオランタ・チャイコフスキー読売日本交響楽団

2007-10-14 13:35:34 | きく
長い間、肉声に馴染めないでいたが、そろそろじわじわと肉声恋しさが芽生えつつある。

イオランタはそんな状態のひとつのステップになってくれた感じ。

おかげでバッハのミサ曲を流し続けている。

イオランタの字幕を追いながら、視覚と聴覚、音と物語は拮抗し得ないなぁ、とうすぼんやりと思っていたが、音楽にも言語にも精通している人でもオペラは敬遠ということがあると藁谷郁美さんは書いておられたし、バッハ・ミサ曲CDの解説にも、普遍性という点で言語の問題、宗派の問題についてややこしいことであろうにわかりやすく書いてくれていた。

言語の壁、文化背景の壁、時代の壁、宗派の壁、やらやら壁はいっぱいあるけど、
壁を打ち壊してとか突き破ってとかではなくて、壁があることに気づかないほどまっすぐに届いてくる美しい音がある。

10月13日 14:00 芸術劇場
ゲンナジー・ロジェストベンスキー指揮

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