オペラを一度観てみたくて、
やっと足を運びました。
当日学割チケットなので
半額格安で観る事が出来たのが一番嬉しい、
でも、これって若者の文化育成の趣旨に
きっと反するんでしょうね。
一幕と二幕の間の休憩時間はドトールへ行ったのですが、
隣の席の二人連れも
フィデリオ組のようで、
「あれはさぁ、ベートーベンが時流の要望に応えたもんだからさぁ・・」
「あ~マジメな人がムリしてカルクやっちゃってるわけね~」
というなんとなくわかるような気がする面白いお話が聞けました。
マジメな人がどこかぎこちなくポピュラーを目指す感じの舞台でしたが、
それでもどうにも如何ともしがたく暗い。
照明の問題じゃなくて舞台に華がなさ過ぎます。
舞台中央どんと占める黒灰色円柱の牢獄、
一幕・二幕(第一場&第二場)の構成なのに、一幕から二幕の第一場まで舞台装置はこの円柱黒灰色の牢獄だけ。 経費削減なのだろうか・・?いや、そんなひねた考えはいけない、きっと演出効果なのだろう。でも、でも、変わり映えしなさ過ぎにいい加減飽きてくる。と葛藤を抱えながら観なければいけなかった。第二幕二場になってようやくストーリーとともに舞台にも光が差し込んだ、と思いきや、唖然。この作品のテーマである夫婦愛を讃えあげるために舞台上はウェディングドレスとタキシードのカップルで埋め尽くされる、これみんな神前誓い中から抜け出してきたんだろうか、それにしてもおかしいだろ、主人公の夫婦の愛を讃えるためとはいえ、ウェディングドレスとタキシードの群れは・・・。ヘンな演出だ、いや、共感できないわたしに問題があるのだろうか、と不安を抱えながら観なければいけなかった。
というわけで、オペラはとても楽しめるものだと初体験。また、観に・聴きに行きたい。
一冊の本分くらいのパンフレットが入り口で配布されました。
コンサートやオペラやダンス公演情報がいっぱい。S席6まんもするカルメン観てみたいな。
開演前に食事をした中の一品

タピオカと豚肉の蒸し物。
味はなんてことないのですが、こういう面白い料理は好きだす。