繊維系断熱材を使った「充填断熱工法」では、冬は外壁に近い部分で、夏は内装材
のすぐ近くで断熱材内部が露点温度になりがちです。この状態が長く続くと結露が起こるので
、繊維系断熱材を使用する場合、断熱材の中に水蒸気を入れないことが大変重要になります。
【第33回参照】
「外張り断熱工法」で使用する発泡プラスティック系断熱材は水蒸気をとおしにくく、断熱材
の中で結露する心配がありません。
また夏・冬とおして壁の中の温度は室温と比べてあまり下がらない為、壁の中での結露の心配
もなくなります。
「外張り断熱工法」は木材に対してもやさしい工法です。「充填断熱工法」の冬の壁の中では、
内側と外側で20℃近くの温度差が生じてしまいます。これに対し「外張り断熱工法」ではほぼ、
室温より数度の低下で一定し、温度差が少なくなるため木材に余計なストレスを与えません。
また、まわりは空気にさらされているため、木材もしっかり呼吸できます。
如何でしょうか?我が社のコンセプト”熟成を楽しむ”にふさわしい、断熱選びでしょ^^
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