初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第505回】頑張れ、ザック!

本日はいよいよギリシャ戦、頑張れ日本^^

前回の続きです。ひとたびコンセプトが

確定したら、あらゆる打ち手はコンセプト

と明確な因果論理でつながっていなくては

いけません。コンセプトとのつながりを

論理的に説明できないような構成要素は

ストーリーから排除すべきです。

戦略をつくる時は、競合他社(チーム)の最新の動向

とか、話題になっている業界のベストプラクティス

とか、一見効果がありそうな様々な打ち手に

心を惹かれるものです。しかし、安易な

期待だけでやみくもに手を出すと、ストーリー

が広がりすぎ、複雑になり、自分でも何の為

に何をやっているのかが分らなくなってきます。

これではストーリーはぶち壊しです。

逆に言えば、確信が持てるようなエンディング

が固まれば、ストーリー創りの80パーセントは

終わったも同然です。後はコンセプトを具体的

な打ち手へと忠実にブレイクダウンして行けば

自ずと、筋の通ったストーリーが浮かび上がって

きます。

本質的な顧客(メンバー)価値をえぐり出すようなコンセプト

であれば、「はじめから仁王が埋まっている木材」

のように、ストーリーの主要な構成要素が次々

に姿を現すはずです。


ザック頑張れ^^
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