初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1808回】勝てる土俵

マーケティングの視点で考えると、

経営とは何か?

私なりの考えは、勝てる土俵をつくること。

その土俵で社員に相撲を取ってもらえれば、

成果が出やすくなり、社員も育ちます。


家づくりは、あまりにも決定することが多く、

建築する土地の形状や規制もさまざま、

更にファッションと同じようにトレンドの

変化が激しいので、自動化は本当に難しい。

(自動化できるような家づくりをやっていると、

お客様の支持が集まらない)

ですから、社員が育つしくみを同時に

考える必要があるのです。


では社員が育ちやすい環境とは何か?

それは、営業であれば、多くのお客様が来場され、

抜群の環境で接客ができること。


人は経験を積むことでしか成長しない。

そして成功体験し、お客様や上司、周囲の人に

褒められることでモチベーションが上がる。

(山本五十六の名言にもある”それ”です)

そういう環境をつくることが経営という

仕事ではないかと思うのです。


その土俵をつくるには、経営者が同業種、

異業種問わず、土俵をつくるという視点で

いろんな会社、お店、施設を見て回って、

エンドユーザーはどういうところに価値を感じ、

何がユーザーを動かしているのか(バリューチェーン)

ということに敏感にならなくてはなりません。

エンドユーザーの変化に鈍感。

エンドユーザーが何に価値を感じるか、

ということに無関心。

ユーザーの立場から物事を見ることが

できない経営者が苦戦します。

勝てる土俵。


皆さんの組織はつくることができていますか?
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