初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第14回】セクショナリズム

 先日、山梨県のバレーボールスポーツ少年団の父兄が一同に介しソフトバレーボール大会が開催されました。
日頃は応援する側の立場で子供たちに好き勝手言っているが、いざ自分がコートに立つと
思うように体が動かず・・・子供たちの気持ちが良く分った一日となりました。

 バレーボールを通じていつも思うことは、人と人との間にボールが来たときの第一歩が動き出せるか
ということ、「これは人の仕事だ」と思うと完全に体がフリーズする(所謂お見合いというやつです)、
だが自分の領域だと思えば自然と体が動く、我々の仕事で言えばこれは設計の仕事、これはコーディネーターの仕事、
これは監督の仕事と思った瞬間にそれは「自分の仕事では無いという誤解」が生まれる。

 我が社のメンバーで面白い人がいる、普段は必ずと言っていいほど始業開始時間1分前位に滑り込みセーフで仕事に
向かい、そして机・車の中が決して綺麗ではなく、又、我が強く人のアドバイスを聴けない人だ。が、しかし、お客さまからの信頼があり、
引き合いも多い。どうしてかなと洞察してみると先の話に戻る。

 設計、コーディネーター、工事の仕事は勿論、本社に変わり価格交渉まで自分で首を突っ込まなければ気持ちがおさまらない人だ、
そんな事だから社内の皆からは鬱陶しがられるし、効率が悪い。しかし全て自分の仕事だと思っているから、問題が起こっても
なんだかんだで解決してしまう。

 つまり、お客様からしたらもの凄い頼りがいのある人になっている訳だ。評価はそのサービスを受けた相手がするもの、
恒例の我が社のお引き渡し後のスタッフに対するお客様アンケートで「非常によかった」という評価を戴くのは間違いないだろう。

 お見合いにならないように大きな声で「OK任せて」と言ってあげている姿は見習っていこうかな(笑)
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