夏掛けのタオルケットから薄手の毛布に変わって一週間、ベットから
出るのが嫌になってきました。
先日TVでDAIGOというメンタリストを名乗る男性を見ました。
DAIGOの質問で誘導される相手側、DAIGOが持っていきたい所へしっかりと
着地する。みんなビックリです。
これには、いろいろなノウハウやテクニックが満載されている。
例えば、「あいつは、リーダーシップはあるんだけど、バカなんだよな~」と
「あいつは、バカなんだけど、リーダーシップあるんだよな~」は、全く同じ言葉
を使って、同じ事を言っているのに後者の方が圧倒的に感じが良い。これは後に
くる言葉が印象に残りやすいというテクニック。
このようなテクニックのオンパレードを用いお客様獲得をしていた営業マンを思い出す。
10年位前の事、某会社で小学生向けの教材販売をされていた方で転職し、我が社
に鳴り物入りで入社してきた。建築の「け」の字も知らないやつに(私もそれ程詳しくありませんが・・・)
なにが出来ると思い、多少嫉妬もあったせいでどこまで出来るか見ものだとばかりに
嫌な人間になっていた。
ところが、1か月目から目を見張る活躍、契約を取るわ取るわ、あれよあれよという間に
トップセールスになってしまった。これは凄いという事で皆群がる。(私もその一人に 笑)
ただどこか違和感があった。なぜだろう、何かが気持ち悪いと感じる・・・
そう、お気づきの方もいるかもしれませんが、ノウハウ・テクニックに傾注するあまり、お客様の
琴線に触れることなく事が進んでいた、そんな事だから今度は問題勃発の嵐。特に我が社もりぞう
では設計段階・工事段階は勿論、アフターに至るまで営業がパートナーとしてお手伝いをする。
(ほとんどの会社では契約後、営業の出番はそうそう無いです。)
その方は実質1年持たなかった・・・あれだけの能力がありながらお客さまからの信頼は勝ち取れ
無かったのだ。勿論周りのフォローが足りなかったといえばそれもあるかと思うが、今考えると
手伝いたいと思わせるような人では無かった。
自分の強みと弱みを知り、特に組織では互いの強みを上手く繋げて成果に結び付ける。ただその逆に
相手に自分の弱みをきちんと見せておく必要もあると思う。それに気付いてくれる人間は必ずいる。
メンタリストで無くともバランスの取れたそんな人に早くなりたいと思います。
お読み戴きありがとうございます。ではまた。
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