こないだは温泉から帰って、一泊だけ、京都の娘のところに泊まったんよ~
京都は、とってもいい町だけど、昔からの町並みだからね、ちょっと買い物・・・というと、すぐそばにスーパーとかなくて、暮らすには少し不便だなぁ~って感じることもあるわ
娘の寂しい冷蔵庫を見て、母は、日傘さして、てくてく買い物に出かけた・・・・
買い物には、ちょっと不便だけどね、買い物の途中でこんなとこ通れるのは、魅力だよ!買い物にも、カメラを持って行かなくちゃ~
この豊国神社、豊臣秀吉が祀られてるんだけど、唐門でとっても豪華なつくりだわ、よく見ると、普通の神社の門とは、ちがってるよね~
豊臣氏滅亡後、家康に取り壊されてしまったけれど、永年にわたる京都市民挙げての熱願に明治13年に再建されたんだって・・・
秀吉という「人」を神として祀る数少ない神社らしいよ
この豊国神社の隣に『方広寺』というお寺がある。秀吉が建てたお寺なんだって・・・
まさちゃん、買い物行く途中に、ここ初めてじゃないけど、ものすごく大きな釣鐘があるので、ちょっと足を止めて、写真を撮ってみた~
ちょっと大きさがピンとこないだろうけどね、少し詳しく聞いてみようと思って、お寺のお守り売ってるとこに行ってみたら、オバチャンが扇風機の風にうたれて、一生懸命、お磨きをしてるとこだった
あの仏具のお磨きって、まさちゃんも、お盆近くになると、子供達と一緒にするけど、結構、汗、でるんだよね~
「すみません、このお寺って、どのくらい前に建ったんですか?それにしても大きな釣鐘ですね~」って、言ったら。オバチャン、にこにこ笑って、それでもお磨きの手は休めずに、いつも答えてる様子で、大きな声で教えてくれた
「建ったのは、380年前!あの釣鐘は82トンもあるんよ~」ってね
「へ~!!82トン?昔の人はどうやって、作ったんだろうね」
なんて、話しながら、お礼を言って、写真を撮り、目的の買い物に出かけて行ったんだよ
この鐘は、秀吉の七回忌に秀頼が、作らせたものらしいけど、この鐘に書いてある文字の一部が家康を呪っていると言いがかりをつけらえれて、大坂の陣の直接の引き金になった有名な鐘なんだって。。。
その文には、白くペンキで囲まれていたよ~
「国家安泰」「君臣豊楽」、、、別にそんな悪い意味じゃなかったんだろうけど、無理やりこじつけられたんだろうね
天井を見上げたら、きれいな絵が描かれていたよ~
絵を見てきたら、なんとなく日本のものだけじゃないような、うまく言えないけど、外国の雰囲気も感じるような絵だったわ
なにか、東洋的雰囲気があるでしょ?
まさちゃん、買い物をしてたら、「あれ、あの釣鐘、8トンやったけ?・・・
82トンやったっけ?え~、82トンもあるのぉ~??」
いい加減に聞いてたつもりは、ないんやけどね、このまさちゃんの賢い??頭、すぐ、右から左へ、直行するんよね。。。
う~ん、もし、ブログに載せるんだったら、ちゃんと聞いておかなくちゃ
そう、思って、恥ずかしかったけど、あのお磨きのオバチャンにまたまた帰リ道、聞きに行った
「オバチャン、ごめん~なんでもすぐ忘れてしまうからね~あれって、8トンやった?82トンやった?」
「賢い人が、なに言うてはりますのん?82トン!380年前ですよ」って笑いながら、もういっぺん、教えてくれたわ
この賢い頭、、、何度でもリピートしないと、ダメなんよね~
豊国神社を少し歩くと、こんなんあるんよ
『耳塚』、っていうんだって
秀吉が朝鮮出兵を行っていたころ、昔はよく負けた人の首持ち帰ったけど、その代わりに、朝鮮の人から、耳や鼻をそぎとったらしい~
戦功の証として、京都に送るように命じたんだってさ
これは、その朝鮮の人達を供養して秀吉が建てたものらしい。。。
残酷な歴史があったんだね
遠い昔の話だけど、今でも、こんな残酷な戦争が世界のあちこちで続いてるから、昔だけの話じゃない気がするよな~悲しいけど
町の中にあるこの塚には、新しいお花がちゃんと供えられてたわ
ちょっと買い物にいくつもりが、いろんなこと調べたりしてたら、もっといろいろ知りたくなったよ
知らないことが、たくさんあるからね
まさちゃんの夏休み、なんだか太閤さんにご縁があったようだわ~
今週も暑かったよね~一週間お疲れさまでした。。。
また、来週も、あなたにとって、いい日になりますように
今日は来てくれて、ありがとうね