ファイトまさちゃん!

今日も一日、笑顔でガンバ!

N先生に捧ぐ~

2009-04-04 18:56:53 | Weblog




まさちゃんのお母ちゃんね、お陰様で、元気にしてるんよ

昨日は、久しぶりに、去年手術をしてもらった病院で、診察の日やった・・・

お兄ちゃんが、連れてってくれて検査の結果、異常ナシとの連絡がまさちゃんのとこにも、メールで届いた

ただ、とっても残念なことに、お母ちゃんが、お世話になった一番偉い先生が、ご病気で亡くなられたことも、知らされた

まさちゃん、実際にお会いしたことのない先生だけれど、何度か、お礼状も書いて、素晴らしい先生に巡り会えたことを、心から、いつも感謝していたんよね~







お母ちゃんのガンの発見のきっかけは、まさちゃんやった

春と、秋に楽しみに、まさちゃんちにやって来るお母ちゃん、おととしの秋、二人で、向かい合って食事をしてたら、ものを咀嚼するときに、なんだか目をつむってて、変だな、、、って思った

「お母ちゃん、入れ歯が、合わへんようになってるんかもしれんし、今度帰ったら、すぐ、歯医者に行きな~」

年とって、入れ歯が合わなくなってるんだろうくらいに思ってたから、まさちゃんはそう言った

お母ちゃんも、まさちゃんに言われたとおり、珍しく、すぐに歯医者さんに行ってくれたんよ

そしたら、すぐ、口腔外科のある、少し遠い久美浜病院に紹介されて、「すぐ見てもらいなさい・・・」って言うことやった








まさちゃんの実家からは、一時間くらい車で、かかる久美浜病院は、建物は古いけれど、地域医療をめざした素晴らしい先生方が揃っていらっしゃるんよね

それに、京都の病院からいらっしゃる、口腔外科においては、府の第一人者と言われる偉いN先生が、たまたま、その日にちょうど京都から来てらしてたんだって~

そこで、運よく、お母ちゃんは、先生に診てもらい、高齢ではあるけれど、手術を受けることに、なったんよ

N先生の診察をしてもらったあと、兄貴とお母ちゃんが、外で、待っていたら、そのN先生が、わざわざ、兄貴と母のところに来てくれて、ご自分の名詞を渡してくださった







そして、手術の日が決まり、N先生と、久美浜病院の素晴らしい先生に、手術をしてもらい、お母ちゃんは、ガンから、命を救ってもらったんよ

手術のあと、家族が代わる代わる看病していたり、兄貴が、家族の新聞にお母ちゃんの様子を載せたりしていたのを、お礼状と一緒に送ったら、お忙しい先生が、お葉書をくださった

「とってもいい家族ですね~ご家族のみなさんが、力を合わせて、看病していらっしゃる姿に感動しました・・・」みたいなことを書いて下さっていた

その後も、何回か、お母ちゃんの元気になった写真を送ったり、様子を知らせるお手紙を書いていて、今回も、去年の三回の手術を乗り越えて、元気になってきたお礼の手紙を書きたいと思ってたところだった







なのに、、、、亡くなられたと聞いて、まさちゃんも、兄貴もほんとに、残念やったよ

お母ちゃんの手術が、N先生の最後の手術だったらしい。。。

担当の先生がお母ちゃんに

「○○さん!N先生のためにも、長生きしてぇ~よ」って、繰り返し言ってくれてたらしいよ

「お母ちゃん、辛い思いしたんやし、もう、二、三年は元気でおらんなんね~」って、まさちゃんが言ったらね

お母ちゃんは、力強く、笑いながら、こう言った

「二、三年じゃ、短いわ~・・・」だって、、、

お母ちゃんは、素晴らしい先生に巡り会えて、ほんとによかった!



N先生、母を助けてくださって、本当にありがとう

母は、命を助けてもらっただけじゃなく、あたたかな気持ちをいっぱい、体に吹き込んでいただきました

日本一の医療を受けさせて頂いたのです

看護婦さんも、優しかった

天国のN先生、お母ちゃんは、先生の分まで、きっと長生きさせて頂きます

ほんとうに、ほんとうに、有難うございました

この気持ち、天国まで、届け~