おはようガンバ
今日は、いいお天気だよ
あっという間に、お母ちゃんの三回忌がやって来た
母の居ないふるさとは、ちょっと寂しいけど、父や母との思いでのふるさとへ帰るのは、嬉しい
お母ちゃん、あのね
天国に行ってしまって、もう二年が経ちましたね
あの日も、こんないいお天気だったと思います
だいぶ、危ないですよ、、、、と、何回かみんなで集まっては朝を迎えたけど
お母ちゃん、よく頑張ってくれましたよね~
まさか、ほんとに桜が咲くようなころまで、居てくれるとは、誰も思っていなかった
まさちゃんは、ずっと神様にお願いしてたんです
「春を迎えるころまで居てくれますように・・・・」ってね
ほんとは、春を過ぎても、ずっとずっと居て欲しかったけど、
お母ちゃんは、もう十分頑張ってくれていたから、、、、
若いころから苦労して、頑張って来たお母ちゃんが、人生の最後にどうして、こんなに苦しまなきゃいけないんだろう・・・って、一時は思ったけど
長い入院生活の間に、一日も欠かさず、子ども達やお姉さんたちが、そばに居てあげて
お母ちゃんと一緒に幸せな時間を過ごせました
ほんとは、大変な病気との闘いだったろうに、あなたは、あまり辛いって言わなかったし
ほんとは、ずごく不安だったにちがいないのに、そんなそぶりも誰にも見せなかった
お医者さんも感心してましたよ
そして、私達、子ども達も、そんなお母ちゃんを誇りに思いました
ちょうど、あの日は、お昼から病院でコンサートが開かれていましたね
まさちゃんは、三日続いた病院の付き添いをした疲れで、もう少しでお姉さんに交代してもらえるとほっとしたのと、音楽が聞いてみたいな~って思って、お母ちゃんが少し落ち着いたのを見計らって、コンサートを聞きに行きました
病院の先生や、看護師さんが、ステキなコンサートを開いてくれてました
まさちゃんの石川から、この病院に来るまでは、車で五時間ほどかかったけど、ここの病院はとっても優しい病院でしたね
コンサートの中で、『千の風になって』が演奏されたとき、涙がぽろりとこぼれました
お姉さんとお兄ちゃんに交代して、まさちゃんが実家に帰り
一時間ほどしたころ、お母ちゃんは、お父ちゃんのところへ旅立っていった
しばらくは、なんで最後までそばに居てあげられなかったんだろう、、、とか
最後、そばに居てあげたかったなぁ、、、とか、よく思ったものです~
でも、遠いところを、パパさんやお母さんのご理解や協力のもと、何度も遠い病院に通って、お母ちゃんのそばに居てあげられて、
元気なころは、人が羨ましがってくださるほど、石川のいろんなことろへ連れてってえがることが出来ましたよね
だから、まさちゃんは幸せでしたよ
あとで思うと、病院でのコンサートがお母ちゃんの旅立ちのために贈られたような気がしました
お母ちゃんが居なくなったら、どうなるんだろう、、、って不安だったまさちゃんも
この二年、ずっと頑張って来ましたよ
お母ちゃんの娘だから、やっぱり笑い飛ばして、幸せ掴んでいこう!って思ってます~
でも、ちょっと困ったときは、いつも、お母ちゃんにお願いしてますよね、、、(笑)
あの歌のように、いつもちゃんと守ってくれてるなって感謝しています
これからも、ずっとずっと、お父ちゃんと一緒にそばに居てください
お母ちゃんは、世界一のお母ちゃんでした
まさちゃんの自慢のお母ちゃんです
お母ちゃん、ほんとにほんとにありがとうね~