数年前から札幌の中心部にカモメが棲みついているのが、話題になっていて、特にここ1年位の間に、急に数が増えてきていた。車にも糞がかけられて、1週間に何度も洗車しないといけない状況で、なんとかならないのかと思っていました。
昨日、自宅に帰ると、こんな手紙が。
「マンションの屋上でカモメが巣を作っていてその中のヒナの一羽が、お宅のベランダに落ちてしまいました。巣に戻してあげたいので、至急連絡をお願いします。」
差し出し主は、某国立大学の研究者とマンションの管理人さん。
夜なのでベランダをみても確認できないので、明るくなればわかるだろうと思い就寝。
朝5時頃に親鳥と思われるカモメとヒナカモメの大合唱で起こされ、その後はカラスがヒナにちょっかいをかけてきて、大変な騒ぎでした。
その後、その研究者が来て、無事にヒナを捕獲。本当は巣に戻す予定でしたが、衰弱していたので、研究室の方で世話をするとの事でした。
なぜ、マンションに巣ができていたり、ベランダに落ちたのがわかるのかと思って聞いてみたら、都会でカモメが生きていけるのかを調査中で、巣に24時間監視のカメラを設置して観察中との事でした。何を食べたり、生活範囲などです。確かにヒナには足にブルーの管がついていました。
監視していた。私達の知らない間に。ちょっと怖い話ですね。