今日、8月9日は「はりきゅうの日」だそうです。
当院としては特に活動や、特典はないのですが、世間にもっと鍼灸のよさを知ってもらうきっかけになればいいなぁと思います。
一般の方にに鍼治療の負のイメージを聞くと、痛いとかしびれ(響き)が嫌などがあります。
確かに皮膚の上から鍼を刺すのですから、少しは痛いかもしれません。でも注射に比べたら、ぜんぜん違います。ただ、注射はどうしても身体が辛い時などにうつものですから、比べるには無理があるかもしれませんね。
でも、大多数の治療院で使われている鍼は、太さが髪の毛程度のものです。注射針の1/50程度でしょうか。当院でも、初めて鍼治療を経験するとういう方が、半分位いらっしゃいますが、実際に使う鍼を見せると、こんなに細いのかと少し驚かれます。
鍼灸では、施術者がその患者さんの状況に応じて、色々な考え方で治療を行います。
鍼を打ったときに響きのようなものがあり、これが嫌だという方もいらっしゃいます。これがなければ治療は効かないという先生もいますが、これはその先生の治療方針なのでなんともいえません。ですが、気になるのであればその先生に聞いてみるとよいと思います。インフォームドコンセントは、病院だけでなく私達のような治療院でも、行われるべきですから。
私は、鍼はどうしても嫌だという方には、鍼は使いません。他の治療方法を探します。もちろん、鍼のほうがよい治療結果が見られるときには、説明をしてどちらにするか選択してもらっています。
なぜこのように考えるのかというと、自分の身体に対してもっと関心を持ってもらいたいと思うからです。そして治療に関しても、納得した上で受けて頂きたいと思います。そのほうが治療成績もよいと思うからです。
そんなことを考えながら、施術しています。