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県民防災の日と皆既月食

2021-05-26 21:31:30 | 災害・地震・防衛・防災
きょう5月26日は、1983年の日本海中部地震の日であるため県民防災の日となっている。
あの日を生きた人の証言、遺族の慰霊行事などがたくさん報じられる。
避難訓練もこのあたりに行われて、遅れたり私語がうるさい年は怖い先生が激怒したり。
んでかならず日本海中部地震の話が入る。

生まれる前の災害なのでわからないが、秋田テレビでの泉のハミングロード?の噴水の水が飛散したりする映像や津波でリュックサックが打ち上げられた男鹿の浜辺、街が崩壊した大町などのニュース映像はよく見る。
東日本大震災が太平洋の津波悲劇なら、こちらは日本海で、東北は津波の悲劇が多い地方であるが、三陸は津波が来るが日本海は津波がくる訳ないという謎認識、当時の津波警報と報道システムの貧弱さ、震度計の技術と能代・男鹿の未設置でありただの地震扱いされたのが被害拡大と言われている。
実際現在水準なら秋田や能代は震度6強相当であったのでは?と。

ちなみに経験者は「コレ以上無い最高の晴れ間、外でご飯なんか食べるには気持ちのいい空だった」という人が多い。
実際当日記録は快晴の16度であり、この天気が被害を拡大させた感がある。

時間が11:59なため、大規模な黙祷はあまり行われない。
(NHKは毎月1日に緊急警報放送試験信号を流す時間だが、特に触れない)
また、8月6日と9日の原爆の日、8月15日の終戦記念日、3月11日の東日本大震災は発災時間に秋田市の一部消防でサイレンを鳴らすが、あまり日本海中部ではならさない。

さて、災害の避難場所の看板が更新されていた。
国際基準であり、どんな災害が来るのか予測されている。
仁井田小学校の場合は比較的災害が少ないがこれだけ。
津波が雄物川を逆流する想定がある。
高いとこだと北中学校や寺内小学校、城南中学校などがあるが、今度は山体崩壊をおこしかねない。
【追記】洪水と火災に☓がついてるがよくよく見るとなかなかおかしい。
洪水は雄物川以外にも豪雨になると暴れ川の古川が氾濫してよく被害を出す(2017年豪雨とか)し、仁井田堰もあるし、火災は木造が多く木密(木造家屋が密集・密接・緊密の3密状態)は旧城下町や土崎でなくともなかなか。
【さらに追記】土砂崩れ、土石流の○も不思議と考えたが、御所野の山や一つ森が崩れてくるのかも。
アブラ公園から見たらかなり遠そうだけど。
しかし、都心部のほうが千秋公園や総社の丘や金照寺や明田富士や手形山など案外斜面多かったりするかも。

んで昔はこれだった。
御所野NECグランドにあった旧式。
なぜにふるいままなのかわからないが残してあった。
これは古すぎて逃げる人物に関節みたいなのが出来ていて、ミシュランのあれみたいとはいえ人間らしく、フレーズもナール体でやさしいが、昔のは人物がもっとグニャリとして、真っ赤でまるで炎人間のようだし、フレーズも無駄に捻りを付けた手書き。
看板もいまよりも巨大で、はっきりいって不気味だった。
仁井田小学校は過渡期に塗り直したため、国際基準にかわるのがかなりおくれたはず。
ちなみに潟上市はまだこのタイプ。

人によっては「非常口」の国際基準前の文字のみが不気味だった人もいるが、あちらはそうでもなく、むしろ好き。
それよりならゴミ捨て場の告ぐや昔の公共広告機構のがよほど怖い。

防災意識をゆるめずに如何にして犠牲を無くすかは災害の国日本に生まれたもののつとめであろう。

さて、話しはかわりまして今日は満月の皆既月食。
四ツ小屋まで行き写したが、雲があり赤ぼやけでしかみられず。
ブーメランみたいな部分月食は見られたけど。
お月様は日本をどう、見守ってくれるのか。