月食を見にいったついでにみつけた、このポール。
こないだ私は「廃止路線なのにわすれられたバス停」と記したが、大きな間違いであったのがわかった。
次のバス停である「仁井田横町」もある。
この上の写真から御野場団地線は団地に入っていくが、横町には回転地のようなもんが。
こないだ私は「廃止路線なのにわすれられたバス停」と記したが、大きな間違いであったのがわかった。
実はいつからか「御所野発牛島経由大川反線」(御所野県庁線や御所野大川反線、直通御所野線表記も)などという路線があってそれに使われていた。
目長田は時刻表が散逸しているからもあり、勘違いは申し訳ない。
さて、この路線なかなか面白い。
※乗り換え案内NEXTから切り出し。
乗り換え案内NEXTや、中央交通によるとどうやら523系統で、御野場団地線などの派生系統でなく独立路線である。
朝に片道一本だけ。秋田駅前を経由しないで牛島→県庁から車庫まで進む。
始発地は御所野方面のバスが発着する「イオンモール」(ジャスコ時代は新都市交通広場)でなく、こないだ載せた羽州街道沿いにある古いバス停「御所野」。
そっから61号→大阪王将の交差点から41号で横山立体から13号に入り、あとは御野場団地線や旧岩見三内線をトレース。
だから、横山や対岸にはポールがない。
不思議な地から出発をしたり駅を経由しないで土手長町から竿燈大通りに入り県庁方面は、中央交通ながら市営バス感がある。
市営バスのテイストがある中央単独路線はよくあるけど、これもそんな感じ。
牛島・御所野路線史はあとで特集したいけど中央交通は2000年代以前の時刻表を図書館に納本してなくてかなり調べるのが難しい。
(市営バスもネットで出す人がいてようやくわかるけど)
次のバス停である「仁井田横町」もある。
こちらは時刻表付き。
この上の写真から御野場団地線は団地に入っていくが、横町には回転地のようなもんが。
昔の航空写真にも写っていたから、ここで終わる路線もあったみたい。
ちなみに消防署から入る道はバス専用で一般は立入禁止!
ガードレール隣には小さい「秋田銀行御野場支店」が1980年から90年代後期まであったが、移転している。
北都銀行(というより前進の羽後、あけぼの)が長年遠くにあったためかなり重宝されていた。
その北都銀行も秋田銀行近くの御野場に移転し、農協も四ツ小屋に移転している。
勘違いから見つけた、ほそぼそ残る路線の話でした。