長浜教区の救援物資(お米・飲料水)配達と視察です。
今回4回目となる救援物資の配達であり、9トン近いお米と飲料水をトラック3台、長浜教務所の車1台でご持参いただき、仙台教区内の寺院と仮設住宅、合計13ヵ所に直接お届けいただきました。
またトラック組とは別に、飛行機でいらっしゃった方もあり、レンタカー3台に分乗し、お米搬送のお手伝いや視察も行っていただきました。
お米は、初日福島県、二日目宮城・岩手県を中心に配達し、4回目ということもあり、手際よくお米をバケツリレーの要領で、またはワゴン車に移しながら運んだり、門徒さんや仮設住宅の方々にもお手伝いいただきながら、お届けしました。
福島県の南相馬市では、原発事故によりお米から基準値以上のセシウムが検出され、お米を作ることができない農家の方もあり、お米農家の方がお米を買って食べられている状況があり、長浜のおいしい新米を大変喜んでいただきました。
そして、各地での復興状況や今の生活などのお話をお聞かせいただき、長浜教区の方々はまだこの取り組みを続けようとお話をなさられていました。
また、視察班は、小高地区(南相馬市)、門脇小学校・大川小学校跡(石巻市)、南三陸町防災庁舎跡、海楽寺、閖上地区(名取市)などを視察し、唐桑半島ビジターセンター(http://www.karakuwa.com/visiter/)にて津波・地震の疑似体験を行いました。
名古屋教区有志の整体師による本格マッサージの活動です。
初日は、大川小学校を視察した後、前回同様、雄勝町の名振仮設にお邪魔し、朝から活動を行いました。
今回2回目の活動であり、いらっしゃった整体師の方も慣れたもので、現在のお体の状況をお聞きし、お話をしながら体をほぐされていました。
お昼は仮設の方からお刺身、フライ、煮物、漬物など、たくさんご馳走になり、午後も引き続き活動を行いました。
2日目は、午前のみの活動であったため、近くのニッペリア仮設で活動を行いました。
両日とも、マッサージを受けられた方は、「体が軽くなった」、「足が痛くて歩きにくかったけど、普通に歩けるようになった」と、体も心も軽くなったようでした。
今回の活動は、8日に名古屋を出発し、9日の朝、石巻市に到着され、その日は東北別院庫裡に宿泊。10日のお昼を仙台で食べられて、名古屋に帰るという1泊3日の日程でしたが、あまり疲れた顔も見せず、仮設にお住まいの方々との時間を楽しんでおられました。
名振での仮設では、「今度はここで泊まっても大丈夫だよ」と。「そうすれば、どちらかの日に漁に出れるので、もっとおいしいものをご馳走できるから」とお話があり、次回の活動をお互い楽しみになさってられました。