東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2015年6月6~7日 大谷大学TAT第17便/宮城県仙台市・石巻市・女川町【視察・活動】

2015-06-08 11:45:49 | 活動日記

大谷大学のTAT第17便の視察・活動です。

今回の日程は、これまでとは違い、初日に炊出し・交流会、二日目に視察を行いました。

初日、これまでどおり朝の7時に東北別院に到着し、休憩後、買出し、炊出し・交流会の準備を行い、午後からニッペリア仮設に移動しました。
今回の炊出しは、仮設の方からの提案もあり、ゆっくりお話をするための交流会とし、基本、交流会に参加される方々分の食事を準備しました。
メニューは、ちゃんちゃん焼、焼き鳥、焼そば、焼ウインナー、シューマイ、枝豆、冷奴、生ビールなどの飲み物でした。
更に、仮設の方々が豆ご飯、天ぷら、漬物、フルーツ・コーヒーゼリーを準備していただきました。

ニッペリアに到着後、設営、交流会用の食事の準備を行い、午後4時から7時まで仮設の皆さんと学生の交流会を行いました。
当初、予想していた以上の人数の参加があり、準備した食事・飲み物も若干足りないぐらいでした。
しかし、いつもとは違ってゆっくりとお話ができ、前回3月にも行った「猫レース」も大盛り上がりで、1位を当てた方から大学の教職員の方々から提供いただいた景品を選ばれていました。
また、今回準備したビールサーバーですが、仮設の方々も気兼ねなく飲みたいから有料にしてほしいというご意見もあり、1杯100円とさせていただき、そのビール代は仮設の自治会活動費として全額寄付しました。

翌日は、車3台に分乗し、まず石巻市の大川小学校跡を視察し、女川町の復興状況を確認し、6・7日と寄磯浜の漁港で行われていた「金華ほや・ほたて祭」でお昼ご飯にしようと予定していました。
しかし、確認不足でお祭りは正午までであり、到着した頃には片付けが始まったところでした。
これまで寄磯浜仮設でよくご一緒した方に挨拶・お話をしたところ、たくさんのホヤとホタテをいただき、また出店していた屋台ではボランティアに来た学生さんだからと、残っていた焼そばや牛タンつくねなどもいただき、事前に買っていたおにぎりと一緒に美味しくいただきました。
そして、いただいたホヤとホタテは別院に帰ってから調理し、みんなでまたまた美味しくいただきました。

これも、高田教区有志会の方々がほぼ毎月、寄磯浜で活動いただき、関係を結んでいただいたお陰だと思います。
ご馳走様でした。