今朝もどんよりとした曇り空。
川っぺりからの去り際に、私の視界の隅っこで大きな白い翼を荒々しくも二度、三度と切り返し…水面に一羽の鳥影がフワリと降り立ちました。
その御姿は正に…
仙姿玉質…
そして
抽黄対白…
(〃▽〃)…元日以降、またしてもしばらくの間ご無沙汰を被っていたイーグレット様が、曇天を破るほんの一時の御来光を引き連れてのお出ましと相成った夜明けの川っぺりであります。
(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。
今朝は鳥さんたちの活性が低く、イーグレット様の御姿に見蕩れるほんの少し前まで、何故か元気ハツラツなジョビ男くんと楽しく戯れていたのですが…
今朝は対岸の方からおそらく他のジョウビタキと思われる「ヒッ!……ヒッ!…」との高鳴きが聞こえていました。
浅瀬に降り立ったジョビ男くんは高鳴きが響く度に一瞬固まって、声のする方角に向けてキョロキョロと視線を彷徨わせていたのであります。
鳥たちは私たち人間のように「言語」としての発声による情報のやりとりはおそらく無いものだ…と、考えられていますが…
しかし実際にはチャイロコツグミの場合ですと、わずか二秒の囀りを録音し、それを四分の一秒の速度で再生すると45から100個の音符と25から50回のピッチ変動が検出されたという研究報告が挙げられています。(セオドア・ゼノン・バーバー著 [もの思う鳥たち ] より引用)
(﹡ˆ ˆ﹡)私たちの耳には「ヒッ!」と…たったの二文字にしか表現出来ない高鳴きも、ジョビ男くんの耳には何か長文のメッセージが聞き取れているのかも知れませんのでありますね。
それでは今朝の抽黄対白はこれまでに御座います。
よい一日を。
230 拝