Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

1/16 わたしはきになる

2016-01-16 10:46:46 | 日記

大変であります。




この川っぺりにおける小胆な鳥のスリートップ…(アトリ、カワラヒワ、アオジ)の内の二種、アトリさんとアオジさんが私から半径5m圏内にお出ましなされています。

このチャンス、逃すものか…と、私は静かに「詠唱」を開始します(笑)。






My form is made of a tree.
(私の体は木で出来ている)

My arm is a branch.
(私の腕は枝であり)

My foot is a root.
(私の足は根である)

An opened branch is a perch of birds.
(広げる枝は鳥たちの止まり木であり)

A heart always goes to the sky.
(その心は常に空へと向かう)

When it is, this body gives small bed of things and meal.
(ならば此の身は小さきもの達に寝床と食事を与えん)

Little birds! Better be the tail of a horse than the head of an ass.
( 小鳥たちよ!寄らば大樹の陰へ)













偉大なるexcite先生のお力を借り、昨夜私が三十分ほどかけて考えた「木」になりきる為の魔法の呪文の効果が…果たしてどれだけ有ったものかは分かりませんけれど(笑)




頭の中でゆっくり詠唱しながら…アトリさんを驚かせないように、更にゆっくりとカメラを構え、数回のシャッターを切ることに成功した今朝の川沿いなのであります(笑)。























(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。


















































































































































今朝のJ3はジョビ蔵くんだけが依然として家出中。

というか、ジョビ蔵くんのテリトリーが減水の影響を一番大きく受けているので…おそらく拡大した新しい領土の見回りにお忙しいのかも知れません(笑)。

そして昨日出番の無かったアントニオくんが…地上から1mほどの低空を滑るように飛んでお出ましになりました。




こうした飛び方一つ見ても、やはりモズっちょに対する警戒レベルが物凄く高まっているように思われます。

私があまりに長居して、モズっちょが私の挙動からアントニオくんの居場所をバレても面白くないので…私は早々にこの場を後にします。

その後、私が木になる魔法を使い(笑)、アトリさんとのにらめっこを終えて(足元の藪にいたアオジさんにはお手上げでありました)次は、ジョビ吉くんの元へ向かいます。









その途中…












(﹡ˆ ˆ﹡)今朝もまたジロ☆カポーが地べたにてお出まし下さいます。
















ここらへんから次々に(笑)。













その間隙を突くようないつものジョビ吉くんのコソーリや、シレッと混ざるシジュウカラくんに、しばらく振りのおシメ様までもが何故かジョビ吉くんのテリトリーに集中した、今朝の川っぺりはこれまでに御座います。




よい一日を。







230 拝

1/15 しずかなよろこび

2016-01-15 10:53:32 | 日記

昨夜の就寝間際に、やはり…

「ーーゴゴォォーー…ォオーーゴゴゴゴォォーォォー」

と、冬将軍の猛々しい雄叫びが星降るような夜空に鳴り響いていました。









そして今朝。

手袋や靴下の甲斐もなく手足の指先は痛いほどに痺れ、気を抜くと鼻水もタリーっと垂れてしまう川っぺりの水面には薄氷が張っていました。




やはりこうした季節の節目には、生きとし生けるものすべてに何らかの変化が起こってきます。

そして今朝一番大きな変化を見せてくれたのは…




(≧∀≦)こちらのジロ☆カポー(ホオジロ♂♀)なのであります。

今季はホオジロ達の数が極端に少ないようで、去年は私の足下を転がるようにまとわりついて懐いてくれた個体もいただけに…少し寂しい思いをしていましたのでありますが…

こちらのカポーは今朝いきなり私の足下に舞い降り臆することなく…

「臆すること…?何ソレ?おいしいの?」

みたいな状態が、突然解禁日を迎えたかのような豹変ぶりでした(笑)。

しばらくの間、カポー達と楽しく戯れていると…突然!

「ワウ!ワウワウワウッ!!」

と、土手の上からお調子をこいた駄犬様が、私に向かって無駄吠えを浴びせかけます。

私はそんなもの一切無視なのですが…

当然、カポーは緊急避難発動なのであります。

彼らを見失った私はなんとなくこの場を離れがたく思い、しばらくその場に佇んでいると…



















(〃^〃)…ふ、再びカポーの方から舞い戻って来てくれたのであります!!(笑)。




そしてつくづくとおもうのです…

私も以前はいろいろなペットを飼っていたこともあり、人間以外の生き物と心を通わせる喜びや、世話に纏わる苦労もそれなりに知っているつもりです。

しかし、この数年間の野鳥や…野生の生き物たちとのささやかな交流は私を根底から大きく変えてくれました。

それを一言で説明するなら…

「自立」と「依存」の違いを、肌で理解したと思えるのであります。

野生の生き物の生活は、全て自立的に行われています。

本質的に自立して生きている生き物は皆が対等な立場にあると、私はそう考えています。

そして依存という状況が成り立たない、対等で自由な立場のお互いが…ほんの少しでも好意を持ち合う関係性というものがどれだけ素晴らしいものかということを…日々納得するようになりました。

この喜びは普段私たちが時々味わっているような…

たまに欲望が満たされた時に感じるアノ爆発的な喜びとは全く性質が違った喜びなのです。

依存的な関係性からもある程度の喜びは有り得るものですが、自立的なつきあいに内在する喜びとは…




深く…

静かに…

湧き上がり…

思わず綻んでくるような

(﹡ˆ ˆ﹡)とても爽やかで清らかな喜びなのであります(笑)。









































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。























































































(﹡ˆ ˆ﹡)「ポピピピッ!」と言いながら、ついにシロハラさん自らがドデン!と私の前方にお出まし下さりました(笑)。





























































































今朝のJ3メンバーの内、二羽はどこかへ家出中みたいで…お見かけできませんでしたが(笑)。


|ω・`)……コソーリ




(〃▽〃)今朝唯一のお出ましはジョビ吉くんであります(笑)。




みーたーなー…(笑)。




それでは今朝の解禁日はこれまでに御座います。




よい一日を。







230 拝

1/14 「J3」

2016-01-14 10:14:35 | 日記

昨夜未明…

部屋で明かりを消して眠りの縁でまどろんでいると…

「ーーゴウーーゴウ…」

という、上空からの重そうな風の音が聞こえてきました。

連れて部屋の温度がどんどんと下がっていく様子を感じながら、私はいつの間にか意識を手放していました。

そして今朝。




(﹡ˆ ˆ﹡)ようやく冬らしい底冷えのした、静かな川っぺりの夜明けであります。

昨日は姿が見えなかったアントニオくんも…




(﹡ˆ ˆ﹡)今朝は颯爽とお出ましになってくれました。




しばらくの間アントニオくんとのかくれんぼに興じていると、突然アントニオくんは本気の飛び方で雑木林の奥に飛び込んで行きます。

いったい何が…と思い辺りを見回してみると…!




モズっちょが堰の向こう側からこちらに向かって飛んで来るところでした。

そしてモズっちょは先程まで私とアントニオくんがかくれんぼをしていたナンキンハゼの枝に止まります。

モズっちょは尾羽をぐるぐるさせることもなく、ちょっとした緊張感を纏いつつ辺りを見回しています。

素直に時系列的に沿った解釈をすると…アントニオくんはおよそ100m以上離れた所から飛来するモズっちょを察知して素早く避難したという風に考えられそうですね。

彼らも以前は揉め事もなくテリトリーを共有していた時期も有っただけに、もうあの頃には戻れないんだなぁ…と思う、冬将軍到来の川っぺりであります。

































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。















































































































グンと冷え込んだ割には霜もそれほど降りてはなく、底冷えのする乾燥した川っぺりは今朝も鳥たちの活性が低めであります。




(﹡ˆ ˆ﹡)そんな川っぺりのいつもの散策コースで、今朝は三羽のジョウビタキ男子の皆さんと会うことが出来ました。

今までアントニオくん以外のジョウビタキ二羽のテリトリーが少しだけ重複していた事と、個体を特定出来る特徴が見つけられなかった為に、この二羽をまとめて「ジョビ男くん」と呼称して当ブログに掲載していました。

しかし今朝になってやっと三羽それぞれと別々に会うことが出来て、いろいろと確認がとれました。

これも何かのデステニー(笑)とか思いますので…








人呼んで、ジョウビタキ3(笑)。

略して「J3」のメンバーを紹介してみたいと思います(笑)。

まずはアントニオくんであります。




この個体は唯一個体識別が確定できる特徴を嘴に持つ個体で、今季、私に一番近しいジョウビタキ男子であります。




私がこの時期に朝日を撮影する定位置は、川沿いの南北に伸びる雑木林の一番北の端っこになり、アントニオくんのテリトリーもまた同じなのでます。




次は「ジョビ男」改め…

「ジョビ吉くん」の紹介であります(笑)。




ジョビ吉くんのテリトリーは雑木林の中程になります。

彼はJ3の中で最も人見知りなジョウビタキで、私の視線を感じるとすぐに何らかの遮蔽物を挟む形で…

|ω・`)…

↑と、こんな風に様子を窺っていることが多いジョウビタキ男子であります。




そのくせ私の注意が他に向かっている時に限って、いつの間にか私のすぐそばで…デーンと居直っていたりする、油断も隙もない忍者的なジョウビタキ男子なのです(笑)。

あと、ここ最近何度か朝風呂を見せてくれた個体は、おそらくこちらのジョビ吉くんだと思われます。



そしてラスト、「ジョビ男くん」改め…




「ジョビ蔵くん」であります。




ジョビ蔵くんのテリトリーはジョビ吉くんのテリトリーから更に雑木林を少し北上した位置になりますが、当初はテリトリーの境界線を巡っての争いが激しく、どっちがどっちなのか見分けが全く付けられませんでした。

そしてお互いのテリトリーが落ち着いてからは、何故かこの二羽を同日に確認することが出来ませんでした。

本当に何でなのか分かりませんけれども、ジョビ吉くんのテリトリーの端っこから、ジョビ蔵くんのテリトリーの端っこまでおよそ3~400mの間を毎朝ウロウロと散策しているのに…何故か一羽の「ジョビ男くん」しか見かけられなかった日々が大半だったのであります。

しかしまあこうして今朝、彼らがそれぞれ別の個体であることと、彼らのテリトリーの境界線もだいたい把握出来たので、もう十分なお土産になった今朝の川っぺりはこれまでに御座います。




よい一日を。







230 拝

1/13 やらねばならぬ

2016-01-13 09:23:36 | 日記

昨日はやっと到着した冬将軍御一行でしたが、その権勢も関東以北では鳴り響いていましたけれども、こちら西日本では…




やっぱり今朝もあたたかい夜明けでした。

昨日はまるで冬将軍がアントニオくんを連れて帰ってくれたような川っぺりでしたけれど…




今朝はアントニオくんよりも先にモズっちょがお出ましになりました。




あたたかい筈の川っぺりで、私の背中に冷や汗がタリーっと流れたような気がします。

まさか四週間ぶりの帰宅早々にして、早くもアントニオくんがモズっちょに追い出されているのでは…?と、嫌な妄想が頭の中を埋めて行きます。

日の出を待ってから、かつての彼の寝床や止まり木のある場所を探してみましたけれど、今朝は結局アントニオくんの出番は無かった川っぺりであります。








































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。






























































































































































今朝も鳥さん達の活性は少々低めの中…




こちらのジョビ男くん(アントニオくんとは別個体のお隣さん)は、今朝も元気にこれから朝風呂の気配であります。




そんで、この体制になってからが…………………非常~に長かったのであります(笑)。




私は個人的にジョウビタキはかなり寒がり屋さんな小鳥だと考えております。

そんなジョビ男くんが…













「(さむいのいややー……けど、さっぱりしたひよー……あーもう…あー…もうっ!…)」








(﹡ˆ ˆ﹡)などと私たちと同じようにジレンマというか、葛藤になんとか折り合いをつけているように見受けられ、一大決心を伴った朝風呂を終えられました(笑)。




今朝はどんな生き物にも「やりたくなくても、やらなきゃならないこと」ということは有るのだと、ジョビ男くんが教えてくれた川っぺりはこれまでに御座います。




よい一日を。







230 拝

1/12 旧友、来たれり

2016-01-12 13:09:19 | 日記



まだ薄暗い川っぺりの雑木林の中から一羽の小鳥が私に向かい一直線に飛んで来て…すぐ足元のナンキンハゼの枝に止まります。

急ぎIsoをマックスにして、小鳥にそっとレンズを向けると……!












ジョウビタキの♂に間違いありません!。

(゜o゜;)「(もしかして、もしかして、もしかして、もしかして………アントニオくん?なの??)」

と、心は逸りますけれど、日の出を待って光量が増えないことには個体識別の特徴が確認出来ません。

…とは言え、この時点で私的にはもう間違いなくアントニオくんだと確信していましたけれど、やはり確たる証拠を…

アントニオくんの嘴の左側には、まるで塗装が剥がれて地金が見えているような変色の跡というとても分かりやすい特徴があるのであります。

ともあれいつもの定位置に落ち着いてジリジリと日の出を待ちます。








































(﹡ˆ ˆ﹡)うん!アントニオくんに間違いありません!!。




それにしてもモズっちょに追い出されてからおよそ1ヶ月の間、このアントニオくんはどこでどうしていたものか…彼に語る術は無く、また私にも聞ける耳は持ってはいません。

たかが一ヶ月、されど一ヶ月。

(〃^〃)とても懐かしい旧友との再会に私はもちろんですが、アントニオくんもまた心から喜んでいたように思えて仕方なかった今朝の川っぺりであります。
















































(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。
































































































































(﹡ˆ ˆ﹡)最近すっかり近しくなったジバ子さん(キジバト)は、アントニオくんの真上でせっせとお食事中であります(笑)。












およそ一時間ほどアントニオくんとの再会を喜んだ後、いつものジョビ男くんにも挨拶に行こうと歩き出す…と?




途中、チラリチラリと藪の中を転がるアオジさんを目で追っていたら…




今までどうして気がつかなかったのか不思議に思えるほどにナンキンハゼの葉が、今頃になって紅葉を迎えているみたいであります。
















ヒワチーペア(カワラヒワ♂♀)もすっかり地べたリアンに宗旨替えを完了しています(笑)。









(≧∀≦)こちらはすっかりスケキヨ族で(笑)。















上空を消防のヘリが爆音を轟かせながら飛び去ると…












あー…








(﹡ˆ ˆ;;)こ、今度はまたしてもジョビ男くんがモズっちょに目を付けられています(大汗)。












(﹡ˆ ˆ﹡)!そして更に気がつけば、中洲の樹上にまたしても懐かしい旧友がお出ましになられていました。



















こちらはミサゴの「たけしくん」であります。(なぜ、たけしなのか?詳しくは→コチラ)




堂々たる体躯に育ったコチラのミサゴに、たけしくんの昔の面影を見つけられなかったのでありますが…


でろーーん




若鳥の頃ほどではなくなっていましたが、やはり要所要所の動きに挟まれる、あの「ジヨーダンじゃ、な・い・よ!」の、あのクセが今でも残っていた「たけしくん」であります(笑)。

最初に出会った時にはおそらく親鳥らしいミサゴに上空から見守られながら、狩りの練習や電線デビューなどを、おっかなびっくり果たしていた、たけしくん。

それがいつの間にやら…




カラス警備隊のモビングにも(ちょっとだけヘタレつつも…)立派に対応していました(笑)。












ふしゅー!




そしてこの時、私はミサゴの鳴き声を始めて耳にしました。

正確には「ひ」と「ふ」の中間みたいな発音で…

「ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!ヒゥ!…」

と、カラス警備員に自分がミサゴであることを一所懸命にアピールしていたよう見受けられました。

鳴き声の音程も他の猛禽類の出す切り裂くような高音よりも、かなり低い音に聞こえます。




しばらくたけしくんに張り付いていると…




たけしくんが突然飛び出します。














もしかしてたけしくんの「狩り」が見られるかも知れないと思った私は、木に視界を遮られないように土手の上まで駆け上がります。














すると…




川の下流方向、南方の空から一羽のミサゴが北上して来ていました。

そして彼らは仲がいいのか?わるいのか?いまいち判然としない微妙な距離を保ちつつ、二羽はどんどん北上して行きます。








(﹡ˆ ˆ﹡)今朝はアントニオくん、たけしくん、おまけにナンキンハゼの紅葉と、再会の約束など有り得なかった旧友たちと連チャンで再会を果たす悦びの川っぺりはこれまでに御座います。




よい一日を。







230 拝