21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

食糧不足は、起こるのか。

2006年02月17日 15時44分43秒 | Weblog
 食糧自給率が2割を切る日本では、国債の乱発から、円価の暴落でも起これば、食糧危機は起こりうる。
でも、地球上では今の所「食糧生産増加率」が「人口増加率」を上回り続けている。ちょっと、「食糧問題」は起こりそうにない。
 飢餓が発生する、理由はどこも同じ。日本で「経済問題」が食糧危機を引き起こす可能性があるように、「食糧問題」を抱えている所は、経済問題を解決できずにいる。北朝鮮の例は極端で、他の発展途上国の例と一緒に並べる事は出来ないが、どこも結構似た様なものだ。
 紛争/汚職/貿易不均衡、、、、食べる物を手に入れる事が出来ない人がいるのは、「食べる物が無い」からじゃない。

危機と日本経済

2006年02月17日 15時31分44秒 | Weblog
 日本経済は、なぜか危機好き。
世界恐慌の後、最も早く景気が回復したのは、日本だし。
戦後、朝鮮戦争/ベトナム戦争で、経済成長力の回復を果たした、と同時に、
ベビーブームで大量の労働者/人材を確保し。
冷戦期に、高度成長を続け、世界第二位の経済大国になり。
オイル・ショックで、生産性の飛躍的向上を果たし。
ブラック・マンデーからバブルの崩壊まで、突っ走った後。
原油価格の再高騰に合わせて、景気の回復を始めた。
「中国が世界中で工業原料を買いあさり始めるかも」と言う悪夢が、今の日本経済好調の背景にある。
 今後、「インド経済成長の加速化」/「イラク紛争のサウジアラビアへの拡大」がもし起きたとき、日本経済はいったいどんな、様相を見せ始めるのだろう。

金曜日の株安。

2006年02月17日 15時15分16秒 | Weblog
 市場の閉じている週末を前にして、「株安」になるとは、日本市場は最近弱気らしい。
それにしても、GDP成長率には驚いた。 成長率の上下動の激しさは、日本経済の底力の現れか、中央銀行の能力不足の象徴か、、、、

 株投資で儲けを出す為には、余剰資金で長期(五~十年)で運用するのが良い。余剰資金を作る為には、給料からまず10~20%を貯蓄に回して、残りの金額で生活し始めるのが良い。そうすれば殆ど失敗しない。と言っていいと思う。
 でも、「株」をギャンブルとして楽しむのもありだと思う。一週間、一ヶ月で利益を出す事を目的に、ドンドン賭けて行ってもいいと思う。(損するだけだろうけど)。ハラハラ・ドキドキ感は、結構あると思う。大体、いつ死ぬか分からんのに、資金作りに節約生活なんかしてられん。それに、例えこれから十年かけて貯めた金が、50年間の株式投資で30倍になったとしても、使う間も無く死んで、相続税でとられるだけだ。

 私は、アリの賢い生活より、キリギリスの無能な生き方の方が、波瀾万丈、楽しくていいと思う。(精神力の強い人向け)

生きる能力??

2006年02月15日 11時35分23秒 | Weblog
 ちょっと前まで、文科省が生きる能力?だの生きた知識だの言ってたから、てっきり自衛隊か地元の消防団が小学生をサバイバル演習につれて行くのかと思ったら、そうじゃ無いらしい。
 大体ほとんどの学校は、英語の勉強をやってるんだって。

私は、教室の中で勉強しているよりも、野外でサバイバル演習をして、料理の仕方、魚の捌き方、火の付け方、山から見る星空、友達との共同作業、アウトドアスポーツを通じて、「生きること」を教えた方が、「目標設定方法/達成能力」や「命の大切さ」や「自然と人との関係」を子供達によく分からせることができると思うな。

まぁ、どうでもいいや。

どうせ、ほとんどの日本人は「命の大切さ」や「自然の大切さ」を知らないんだから、子供のわざわざ知っている必要は無いでしょ。

飛び級&落ち級

2006年02月15日 11時23分06秒 | Weblog
 子供は個性豊かで、ひとり1人、自分の成長のペースを持っている。「習熟度別クラス(飛び級&落ち級制度)」は、それに合ったモノだと、私は思う。無理に同年令を一学年に押し込んで、(高校卒業レベルで)日本語もまともに話せない人から、英語で専門の研究者と議論を組み交わす人まで、生れているのはおかしくないかい。「学校の卒業証書」ってのは、只の紙切れですか。(笑)
 教える方としても、学生の学力が揃っていてくれれば、楽で良い。教え方も工夫のしようがある。国語の授業に絵を使うのか本を使うのか、算数の授業にグラフを使うのか式を使うのか。

 「習熟度別クラス」が受験戦争を激化させる可能性はある。それは問題じゃ無い。(既に私立で導入されているんだから、もうちょっとぐらい激化しても何の問題も無い。) 小さい時に勉強をして学年を飛ばせれば、その分、大学時代等にゆっくりする時間がうまれる。(受験戦争が嫌いなアホは、運動好きの子供に理解があるのに、読書好きの子供は存在しないと思ってる。) 逆に、勉強が苦手なガキも、落ち級で時間をかけて学習できる。(知るは一時の恥じ、知らぬは一生の恥じ)勉強嫌いの子供にも、「学ぶ権利」があることを忘れちゃいけない。

 「受験戦争」の最大の問題点は習熟度別クラスが全学年に浸透していなかったのが、問題では無かろうか。飛び級があるのとは異なり、現状だと受験戦争参加者は、絶対に若い時を勉強に費やさなければならない。そして、勉強をしていた為得られなかった人生経験を御習得する余裕を作ることが出来ない。 また落ち級が無い為に、「詰め込み」に付いて行けなかった者は「必要最低限の知識」さえままならないまま、社会にほうり出されることになる。

 「義務教育修了者」に持っていて欲しい「知恵」「知識」とは、何かをはっきりさせた上で、それが<有る><無い>を判断基準にし、「全学年共通の習熟度別クラス」を導入すべきだと思う。それは、「科目別」の「全国共通基準」がいる。

男女差を大切にした学校教育に

2006年02月15日 10時39分17秒 | Weblog
 学校の中(小/中/高/大学と)で、男は女より「馬鹿」だ。それは統計的にはっきりしている。疑問の余地も無い。ただ私が協調したいのは、「’男の平均<女の平均’という統計結果があらわすのは、’トップレベルの男子<ボトムレベルの女子’でも無いし、’全教科での男の成績<全教科での女の成績’でも無い」と言うことだ。男女に能力の違いはある。しかし、私は「個性の違い」という点に注目して欲しいと思う。
 文系科目は女子が得意だと言っても、小説家に男女の違いは無いし、理系科目は男子が得意だと言っても、女性の研究者も多くいる。人の中には「体力の違い」をもって「男女間に個性以上の違いがある」と言う人もいるが、女性アスリートは、その辺の男より強い。

 とりあえず、「みんな一緒の教育」は既に崩壊しているし、止めて欲しい。学習障害児だったアインシュタインやエジソン見たいな児童を、今の日本の学校教育が「世界の偉人」に育て上げることは出来ないし、今の小学校では今後増えるであろう「日本語をはなせない移民の子供」に対応できるとは思わない。

 飛び級制度や落ち級制度を導入してでも、個性(国語が出来ない/算数が出来ない/運動が苦手/日本文化をしらない/日本語がはなせない)に対応できる学校制度を整えるべきだ。
 つくづく、「国民の権利」だッた学校教育が「国民の義務」になっているような気がする。今の(学ぶ権利のない)子供達は何も教えてくれない教師から、「学ばなければいけないこと」まで決められている。

目的と手段

2006年02月15日 10時12分18秒 | Weblog
 「目的」と「手段」は明確に別れていなければならないのにも関わらず、結構、混同されやすい。
 もっとも身近なところでは「学力テスト」がそうだろう。もともと、学力を測るための「手段」だった物が、今では勉強する「目的」になっている。そしてその為に、変な誤解が生れている。テストが「手段」だった時代、高得点者は頭の良い人だったが、テストが「目的」となった今では「高得点者=テスト勉強をした人」だ。これは既に、「テスト勉強をしっかりする人」=「優秀じゃないとしても、真面目だろう」と言うイメージとして、社会に根付いている。これは逆に「低得点者=優秀かもしれないが、真面目じゃないかも」と言う負のイメージも持っている。
 最近問題になったところでは、「粉飾決算」が面白いところだろう。本来、企業の業績を示す「手段」に過ぎない決算書を「目的」にしてしまった。良い決算書を作るだけの企業は、あっても邪魔なだけだ。企業の目的は、よいモノを製造すること、もしくは利益をあげることである。利益が有る/無いように「見せる」ことじゃない。
 身近なところで起きやすい「目的」と「手段」の混同は、ダイエットかな(?)
もともと体型をよく見せる為の「手段」だッたダイエットも「目的」になりつつある。「やせ過ぎた人」なんてのは論外だが、そうじゃなくても、変なことが起ってる。実際、魅力的な体を作る為には、適度な食事と適度な運動が必要だが、多くの人がただ食事制限をするだけのダイエットで満足している。そんなら別にダイエットしなくて良いんじゃ無い。。。。。。
 まぁ、友達との話題づくりのため(目的)に、ダイエットしている人がほとんどのようだし。

どっかに「目的」を「手段」にした超人はいないかな。。。

中国の言論弾圧。

2006年02月15日 09時32分23秒 | Weblog
 国の発展に伴って、中国政府が情報のコントロールに気を使うのはよく分かる。今なら海外の華僑/華人や国内の富豪が、大量の傭兵を雇って革命を起こし、政府を潰してしまうのも、想像に難くない。政府は国民の持つイメージをうまく動かして、彼等に満足感を与えないといけない。(現実問題として、経済の基盤が交易にあり、紛争は貿易環境に悪影響を与えるため、中国で革命が起る可能性はほとんどない。たぶん<笑>)
 しかし、現状の様な「情報統制」は裏目に出かねない。国民の国際化/インターネットの普及が進み、情報は国境を無視して飛び回っている。(と言うか、中国人技術者/研究科/知識人の方が、世界中に散らばっている)そんな状態で、「情報統制」には必ず無理が生まれ、いつかは崩壊するだろう。問題は「情報統制」が崩れる時の中国国内のマスコミのレベルであり、「統制能力」を失った政府が、「倫理/道徳管理者」としての地位を維持できるかどうかだ。中国共産党も「中国人モラル指導者」のイメージを失えば、将来的(30~50年後)に革命や民主主義選挙で政権の座を追われかねない。逆に、そのイメージを維持できれば、彼等にとって普通選挙の導入も恐くない。北京オリンピック誘致時に実行された様な「イメージ戦略」が必要だろう。
 放送倫理の確立していない中国で、マスコミが市場原理に従ってしまえば、どんなことが起きるのか想像したくもない。長期的には、「正確な情報」が価値を持ってくるだろうが、短期的には売り上げをのばすため、ゴシップ重視やでっち上げ記事などが起こりうる。政府の仕事として必要になってくるのは、「発行停止命令」ではなくて、「訂正記事の掲載命令」だろう。
 発行禁止になったところで、編集者は新しい雑誌やネット上に「注目の集まる記事」を載せ続けることができる。過激な事件を求める視聴者にとっては、「信憑性の不確かさ」はあまり問題ではない。逆に「嘘」というレッテルの上で活動するならば、小説相手に読者の獲得を目指さなければならない。

 まぁ今後、政府に必要になってくるのは、情報すべてをコントロールし続けることではなく、「政府は正しい」というイメージを創り、守って行くことだろう。

日本の80年代~現在

2006年02月14日 09時11分50秒 | Weblog
 80年代、日本は「世界最高の教育システム」と「先進国最大の経済成長率」を誇り、栄華(?)を極めていた。その当時の「日本分析」系の書物には、「長い間、温暖で安定的な気候に恵まれ、自然災害に脅かされる事もなく、、、、」みたいなことも書いてあった。これがバブル崩壊後、ひっくり返る。「教育システム」や「経済成長率」は「時代が求める人材」「経済構造」の変化が原因となって、「誇り」から「恥」に転落してしまう事も理解できないでもない。
 しかし最近では、「長期に渡った温暖で安定的な気候」も変わってしまったようだ。(笑)地震/津波/大雨/洪水/土砂崩れ/大雪/旱魃、、、、、別に、日本の気候がここ20年で変化したわけではない。都市で地震や洪水が何回か起きたのと、(昔は無視されていた)地方での自然災害をマスコミが取り扱うようになったのが、そのイメージの変化の理由だ。

 人の心理状態がこの二つの時代の「環境の変化」(笑)をつくり出したとも言えなくはない。人は幸せな時には他人の幸せを願い、不幸な時には人の不幸せの願うものだ。

 イヤー大衆心理って恐いね。日本には大衆心理の偏向化を防ぐはたらきをする「公共放送局」がないのが、悔やまれるよ。

捕鯨は残酷だ。

2006年02月14日 08時50分46秒 | Weblog
 欧米の捕鯨反対論者と日本の捕鯨推進論者との大きな溝の原因は「捕鯨」という言葉の持っている意味の違いだ。日本人の中には、「牛や羊を平気で絞めるのに、どうして鯨はダメなんだ」なんて意見を聞くけれども、米国が過去に行っていた「捕鯨」の資料を見れば、「牛の脳天をぶち抜く」より「捕鯨」の方が’残酷’なことが分かる。一般的な日本人にはアメリカ人がやってきた「捕鯨」「バッファロー狩り」の残酷さを想像する事さえできないと思う。

 ト言っても、今となっては「日本が何故捕鯨を再開したいのか」、全く分からんね。産業としても、食料としても、見込み利益が小さすぎる。もう日本は1億2000万人の暮らす、世界第2位の経済大国なのだから。

防衛庁の民営化。。。

2006年02月14日 06時52分07秒 | Weblog
 イラクについての新聞記事を読んでいたら、「最近は、軍隊上がりの傭兵が警備/ボディーガード業で増えてる」ってのを見つけた。防衛庁は血税の無駄遣いが多いみたいだし、民営化できるのなら、しちゃった方がいいかも。日本国内にも立派な警備会社はあるし、海外にはもっと装備のしっかりしたところもある。(警察は本当にいらなくなるかも
 少なくとも米軍では(上手く行ってるかどうかは知らんが)軍隊への「食料供給事業」等、後方業務を民間の会社にまかせているそうだ。

 このブログで私が言いたいのは、公務員も危機感を持たずに働いていると仕事をなくしますよ、って事。

死刑制度に一言

2006年02月14日 06時39分28秒 | Weblog
 まず、私は死刑制度には反対だ。犯罪者を殺してしまえば、事件の真相が分からなくなってしまうし、他の事件に関係していた時に大きな問題になる。えん罪も無視できない。
 と言って、簡単に「死刑反対」を叫べないのが、日本の刑法の問題点だ。被害者/被害者家族の感情を考えると、、ってのもあるけど、 今の日本では、死刑の次に軽い刑罰がだいたい「懲役15年」ぐらいだってのが問題になる。

 凶悪犯を一生閉じ込めておけるのなら、「死刑廃止」でもなんら問題は無いが、さすがに15ねんで出て来られるとちょっと。
 たまにどっかの学校が、「死刑賛成/反対」で生徒に討論をさせるようだけど、しっかりと議論を掘り下げて欲しいね。

イラク安定化に

2006年02月13日 15時10分19秒 | Weblog
 選挙後、クルド/シーア/スンニの対立が激化してるらしい。「イラクの安定/民主化」ハちょっと、難しいようだ。何と行ってもアメリカのブッシュ自体、自身の大統領選挙では国内対立を煽って当選しただけに、「協調性のある選挙」ってのは、頭の中にないのかも知れない。(言論の対立と武力の対立は大きく違うけど)

 一般的に「人間は追い詰められた/少数派時に、協力する」けど、アメリカは「イラクの安定化」の為に悪役になるのは嫌だろう。まぁ、日本にもなってほしくない。(外務省が上手く悪役を演じられるとも思えんが)
 アフガニスタンの北部同盟(もう内戦中だけど)の例をとってみると、旧フセイン政権を上手く使って、「悪玉/イラクの危機」を演出するのが、面白いかも知れない。
 後、安定化の為にイラク国内の危機感を煽るのなら、ダムを造って、水を止めてしまうのも良いかも知れない。対外(イラク国外にダムを造る)問題解決の為に、「国内一致」になるかも。とりあえず、「石油」はしばらく止めちまった方が良い。
 残念(?)/嬉しい(?)ことにイラクの周辺国には「悪役」になってくれそうな「悪い国」が存在しない。その点では、サウジアラビア/クエート/トルコ/イランは役立たずだ。なんか使えんかな?

公共放送

2006年02月13日 14時29分08秒 | Weblog
 民主主義の維持のためには、公正な情報開示が必要なんだけどね。公共放送が商業化されれば、それは難しくなるでしょう。
 と言っても、今の日本に「公共放送局」があるのか無いのかは、疑問だね。
 それを1から組み立てる必要があるよ。

イラクの安定化に向けて。1

2006年02月13日 09時20分53秒 | Weblog
 イラクの国境自体、英国/仏国が勝手に決めたことで、イラク人にはいい迷惑だ。と言っても、イラクがクルド/スンニ/シーアの3カ国に分裂してもらいたくは無い。そんなことになれば、中東情勢はもっと不安定になる。
 何かいいアイデアを考えないとね。