私は、俳句が趣味なんですが、先日キンドルにダウンロードした短歌の入門書が楽しくて、俳句にも通じるところもあり、未だ読みかけなんですが、「あっ!」と思ったことを少し書きます。
短歌を知らない私には、短歌の基本を説明してくれてる所がまず役に立ちました。
短歌の5.7.5.7.7は初句、二句、三句、四句、結びの句と言う。 初句と結びの句が大事である。
文語と口語が交じっても良い! ・・・えっ、驚きました。
のような至極初級であろうお話も書かれています。
そして、ここです。思わずノートに書き写しました。
ただごと歌とは、
結論が出過ぎてる歌、作者だけで全部済んでしまって読者の参加する余地が無い歌。
読者側からどうなんだろうと空想して楽しめる部分が無い。
すべてを言い切ってしまわないで、最後の部分を残す。その部分を読者にゆだねる
一首を八対二として、二を隠す
ここを読んで今まで、「ただごと俳句」そういう言葉があるのかどうか分かりませんが、
「あぁそうですか俳句」とか「日記帳俳句」と自分で名づけてた俳句の定義を明確に説明してもらった気がして、「これだ!」と膝打つ気分。
上の文章は、私のノートから書き写したものなので、本文をいくらか勝手に省略して書いてると思います。気になる方は是非、本の方を読んでくださいね。
それと、少し笑ったのは、過去の事は過去の形式で過去形で歌うという件。
何年か詠み続けて、少し自信が付いた頃、詠みたい事(言いたい事かな?)が無くなって来た人が、よく過去の出来事を現在進行形にして詠む事が多くなる。
自分の事を言われてる気がしました。俳句も最初の一年が過ぎ二年、三年と過ぎて行くと心の引出がからっぽになった気がして、ついつい、古い思い出を今経験したように詠んでしまいます。
本では、十年前の恋を現在進行形で詠むのではなくて、十年前の事を思い出す今の記録として詠むのが良いとありました。
なるほど・・・
しかし、これは31音使える短歌だからできえるのか?と、ちょっと思います。
17音の俳句では難しいのでは?と、自分を肯定したりも。
いつか、今の心で過去を語り、しかも想像の余韻を残せる俳句が出来たらいいですね。
今読みかけの本は「岡井隆の短歌塾 入門編」です。ブロ友からの紹介で知りました。
私は、キンドルの「1か月読み放題無料」と言うのを利用してダウンロードしました。なので、1か月後消える予感がするのでノートにメモってると言う、
「ケチ」なんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/0a/42f29f48f166490e4727f43abfe147b7.png?1669181185)
そして、これは昨日の朝ご飯。
何故に昨日?
それはですね、今朝は納豆入りのオムレツに挑戦して、とても人様に見せられない物が出来上がったので。と言う、
「見栄っ張り」でもあります。
そして、恋の歌は出来ないので日常の句を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/36/a80c0bce3052fb60d83ecdf332d24199.jpg)
今日の俳句
「鍋つかみ焦がして冬の始まりぬ」