俳句的道後散策①

2023年05月22日 20時24分31秒 | 日記
今日は珍しく観光です。私には近いけれど遠い。

滅多に行かないので、道不案内な「道後」を歩いてきました。

まず、道後の駐車場でお安い所を見つけて止める(これ大事!)

駐車場のすぐ隣にある「伊佐爾波神社 」(いさにわじんじゃ) から見学。
どーんと階段。
私と、お若い方の二人は階段から。

少し歩きにくい先輩方は女坂から。ちなみに今日のメンバーは全員俳句のお仲間です。

神社の回廊で待ち合わせよ!
中に入ります。

お神輿が飾ってありました。

松山の秋祭りは「鉢合わせ」というお神輿同士が激しくぶつかるお祭りです。

死人が出そうなお祭りです。←個人の感想です。

TVでしか見たことはありませんが、見ただけで涙でましたもん。私。

回廊には奉納された古い絵がいろいろありましたが、中でも珍しいのは、

「算額 」


数学の問題です。「図のように円弧内に青、黄、赤、白、黒、の五円を入れる
青、赤、黒、の円の直径が分かっている時、白円の直径はいくらか?」
???


伊佐爾波神社 HPより
算額とは和算の絵馬のことです。和算は日本独自で発達した数学で関孝和が有名ですが、江戸時代には西洋数学をも凌駕するほど、めざましい発展を遂げました。
これら和算家達は、この学問を鎖国の状態の中で「遺題継承」と「算額」の二つの方法で、二百数十年にわたって明治の文明開化まで、その学統を継承してきました。
算額の奉納は一般の絵馬と同様に祈願や報謝の為のほかに、和算を修めるものが自己を磨く方法として、また一般大衆に示す目的から奉掲されたもので、和算の発達史上貴重な文化遺産といえます。
現在この算額も全国的に数が少なく、享和三年(一八〇三)から昭和十二年までの二十二面が一社に残されているのは非常に珍しいことです。
現在は傷みの激しいものもあり将来に残すため写真のみの公開で現物は公開しておりません。 

頭は全然使わないまま、おしゃべりの楽しい回廊を後にします。

次は、伊佐爾波神社から歩いて行ける「宝厳寺 」
このお寺は時宗の開祖一遍上人の生誕地 です。一遍上人の資料館もありますが、

俳句の町のお寺らしく、狭い境内に句碑が数点あります。

ちょっとビックネーム見つけましたよ!。

句碑では無いのですが、
裏に回ると
どうだ!と、威張りたくなるようなお名前の数々。

このお寺は平成25年8月に火災に遭った そうなので、新しく立て直しています。

ご本尊の「木造一遍上人立像」(国重要文化財)も焼失した。そうです。

今はブロンズ像が立っています。

実物を見た方は、「今の立像と趣が全然違うのよ~」と不評のようでしたが、初めて

見た私には「裸足の一遍上人」良いお顔をされてました。

高台の宝厳寺から坂道を下りますが、その坂道は「上人坂」と言います。

上人坂の事は又後で。


「伊佐爾波神社 」と「宝厳寺」を散策しただけで満足感♡、充実感♡

伊佐爾波神社の階段の前には美味しそうなお店も。

さて、そろそろ12時です。ランチのお店へ行きましょう!

そのお店は、いつもお昼はお客さんが並んでるそうです。

その前に、道後温泉の「刻太鼓」がもうすぐ鳴りそうなので、道路から太鼓の部屋を

見上げて待ちます。

改修工事中の道後温泉本館は少しづつ工事のカバーが外されてきて建物の様子が見えて

来てました。

刻太鼓が終わったから、ランチの店へ急がなくては・・・

・・・む。「定休日」

明日に続きまーす!

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