とっても驚きの昼食会にご招待されたお話です。
そこでは、手作りの数々で、おもてなしを受けました。
まず、中に入ると、囲炉裏で鮎が焼けていました。
「おーっ!」ここは観光地なの?って感じです。
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鮎は仁淀川へ捕りに行ったそうです。9月になると鮎はもっと大きくなりますが、
今の時期は細めの鮎になるそうです。
今日はすらりとした鮎の塩焼きが出来てました。
鮎を焼く炭も、ここの主様が焼いたそうです。
炭焼きの窯も近くにありました。
ちなみにこの囲炉裏も手作り!
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青竹を切って器にして、お酒を沸かしております。「かっぽ酒」
私、かっぽ酒を青竹のおちょこに入れてあげようとしたのですが「かっぽかっぽ」
とこぼれます。
すみません各自、自分でやってください。
手作りのお話に戻りますが、勿論、鮎を刺している竹串も手作り。
私は、酒豪の顔付きで、竹のおちょこでお水をちびちび飲んでおりますと、
鮎の尻尾を持ちなさいと指示在り。
串をくるっと回して串から鮎を抜いてくれました。
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綺麗に抜けました。
何と「天ぷら鍋」登場!
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「鮎の素揚げ」です。
鮎の形相には見るに忍びない感がありますが、一口食べて・・・
皆様異口同音に、塩焼きより美味しいかも!?
ポン酢で頂きました。
何故か、主様が、30分位出て来ると言うので、ゆっくり鮎で楽しい昼酒タイム
(私はお水)←しつこい。をしていると。
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あっ、主様だ~、
「お帰りなさい!」
なんと!お蕎麦を茹でていたようです。
もしかして?このお蕎麦も自分で打ったの?
「はい」
一同、「やっぱりね。」
ですが、よくよく聞くと、蕎麦を植えて蕎麦の実を取って、そば粉に挽いて、
蕎麦を打って
そして、今、私たちの目の前に出て来たようです。
その手間と時間を思うと 「絶句・・・」
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もちろんですがつゆも手作り。
今日頂いた蕎麦は取れたばかりの新そばでした。
「新蕎麦」は秋の季語だよね。
でも、聞くと、お蕎麦は年に三回収穫してるそうです。
年に三回は新蕎麦食べられるってことですね。秋に限らす食べれるみたいです。
新蕎蕎麦を堪能して、にぎやかに「もうお腹いっぱいになったね。」と言ってると。
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イノシシの焼肉の準備が整いつつあります。
肉に油が多いように見えますが焼くと盛大に燃えて油は落ちます。
赤みのお肉は美味しかったです。
昨年の12月31日に捕まってしまったイノシシだそうです。
イノシシも自分で捕まえて捌いて・・・
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写真撮り忘れましたが、焼肉のタレも手作り。
もうね、ポツンと一軒家で暮らしてゆけそうな主様でした。
普段は肉も魚も無意識に食べていますが、今日は沢山命を頂いたなぁと感じる食事会でした。
主様、御馳走様でした。
主様にも生き物にも感謝です。
青竹のおちょこはお土産にもらってきました。
鮎でびっくりしていたらお蕎麦も しかも自分で植えるところから( ⊙⊙)!!
イノシシまで 捕まえて。。テレビで見る山奥に住む自給自足生活みたいです。
素敵な昼食会でしたね♡
わたしもお呼ばれしたーい
しかもお気遣いのある料理だと思います。
野趣をいただくとはこういうことだと思いました。
私も一緒に行きたーい!はなままさんも驚かせてあげたかったです。「うちはある物しか出さないんだから、」と言われます。手土産とか持ってこなくていいと言われるのです。なかなかの御仁です。
大変気遣いの方でした。居心地よくて随分のんびりさせて頂きました。鮎と猪なんて普段は食べれないものでお腹を一杯にすると何だか元気になった気がするのは気のせいでしょうか?(笑)