ムサシアブミ サトイモ科テンナンショウ属
本州の関東以西~九州・沖縄まで分布しやや湿った林下や海岸近くの林で多く見られます。海なし県の埼玉で見られるのは珍しいかもしれません。
マムシグサやウラシマソウの仲間で仏炎苞は暗い紫色か緑白色で白い縦の縞がたくさん入っています。花の後にできる実は液果で熟すと朱くなります。緑色の期間が長く春の終わりから秋の終わりまで保ち冬になり朱色になります。
とうもろこしの様な実ですが毒性があり食べると吐き気、下痢、皮膚炎などを発症し、多量に摂取すると心臓麻痺などを起こし死に至ることが有ります。草全体に毒性が有りますが適正に処理すれば薬に利用できるそうです。
北本自然観察公園で撮影
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