マルセイユ食堂 南仏楽笑伝

南仏はマルセイユより、海とワインの美味しい生活便。ただ今1880年代のアパート改装中なり。

寂しいボジョレーヌーボー

2011-11-19 | フェットだよー!
 木曜日はボジョレーヌーボー解禁でございましたね~♪そんな訳で、藤丸の働くレストランも<ボジョレーの集い>と称し、ミュージシャンの方を招いて盛大なフェット開催ということで、既に150名の団体予約が入っていたので、普段昼しか働かない藤丸も、仕方なく夜出勤と相成りましたとさ
 で、19時半に出勤したら・・・なんだかシーンとしてるではありませんか。<あれ?始まるの20時過ぎだっけ?>と聞けば・・<150名の予約がキャンセルになったのよ>・・・・・・(汗)そうですか。。早めに言えよ。しかもその他の予約と言えば、従業員の家族達計8名・・・はい、以上夜のサービス人の子は居るし、これで夜遅くタクシー料金払って帰るのは、馬鹿らしいと感じた藤丸・・即効オーナーに・・


            帰っていいですか


 と交渉なり。あぁ、もうこの厚かましさっぷり。フランスでガッツリ磨かれましたわ昔はこんな子じゃ~なかったのに。しかもオーナーのお友達に送ってもらうという、図々しさ大阪のおばちゃんを超える、マルセイユのおばちゃん道まっしぐらです(もう日本では働けまい・・・涙)

 そんな寂しいボジョレーヌーボーだったのですが・・・マルセイユ食堂一家は、レストランに行ってボジョレーを味わおう~という程ファンではなく・・行きつけのカーブやらフロマージュ屋さんで買い物しながら一杯頂くというのがいい感じでございます。ボジョレー解禁の週末まで、お店などでは小さなブースなんかを出して、ボジョレーとハムやらのおつまみ系を味わえたりするので、中々楽しいです。昨日はフロマージュと生ハム専門店に出掛けて、スペイン産の生ハムとフィガッテリというコルシカのソシソンを購入ついでにボジョレー一杯頂いていい気分~。

 本日のチーズ三種盛りブルーは、フロムダンベール。ハード系はグリュイエール・スイス。山羊はリべロです。バゲットも完璧な美味しさ。


ワインはラングドックのPic Saint Loup。可愛いピンクのワインオープナーは業者さんから頂きました<これでうちのロゼ開けてね>とのメッセージ付きで。フランスに来て思ったことが一つ。というのも、日本に居た頃なんかはフランスのソムリエさんはきっとラギオールのソムリエナイフとか使ってるんやろうな~。と思ってたんですが、、私が共に働いたソムリエ達は皆このタイプのソムリエナイフだったのがある意味びっくりですたでもこれ5ユーロくらいで買えて、非常に開け易いんである意味納得ですが。

 チビ丸は、日本のお婆ちゃんから送られたアンパンマン人形に大喜び荷物を開封した朝から絶叫状態でございました。ありがとう~。

 いや~・・一週間怒涛のようだったな。。

日本のキャラクター物で育てるとある意味高くつきそうだ・・同感クリッククリック