MRJ初号機 地上試験・名古屋2015.01.12 http://youtu.be/_2bG-v_a1Bc
H2Aロケット27号機、打ち上げ成功 情報収集衛星・レーダー予備機搭載
政府の情報収集衛星・レーダー予備機を搭載したH2Aロケット27号機が1日午前10時21分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。正常に機能すれば、稼働中のレーダー衛星が故障した場合に機能を代替し、情報収集衛星の運用維持に役立てる。
情報収集衛星は北朝鮮の軍事施設などを監視する事実上の偵察衛星。日中の晴天時に撮影する光学衛星と、夜間や曇りでも撮影できるレーダー衛星で構成する。各2基が同時に稼働し、地球上のどこでも1日1回撮影できる本格運用体制が平成25年に実現した。
今回の予備機はレーダー衛星の故障が19年以降、相次いだことを受けた措置。現行のレーダー衛星と同じ設計で、開発費は228億円、打ち上げ費用は105億円。来月下旬には性能を向上させた光学5号機を打ち上げる予定。
H2Aは21回連続の打ち上げ成功となり、成功率は96・2%に向上して信頼性をさらに高めた。
警察当局「本人の可能性が高い」
警察当局は1日早朝、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束されていた後藤健二さんを殺害したとみられる映像が公開されたことを受けた関係閣僚会議で「本人であるという信憑(しんぴょう)性が高い」と報告した。中谷元・防衛相が首相官邸で記者団に明らかにした。
安倍晋三首相は1日午前7時過ぎ、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に拘束されていた後藤健二さんを殺害したとされる映像が公開されたことを受け、関係閣僚会議で発言した全文は以下の通り。
「湯川遥菜さんに続いて、後藤健二さんを殺害したとみられる映像が公開されました。ご家族のご心痛を思えば、言葉もありません。政府として全力で対応して参りましたが、誠に無念、痛恨の極みであります。このような結果になって、本当に残念でなりません」
「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚えます。許し難い暴挙を断固非難します。テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるため、国際社会と連携して参ります。日本がテロに屈することは決してありません」
「中東への食糧、医療などの人道支援をさらに拡大して参ります。テロと戦う国際社会において、日本としての責任を毅然(きぜん)として果たして参ります。各位にあっては引き続きさらなる情報収集、集約に努め、関係各国との連携を強化し、国内外の日本人の安全確保を徹底するとともに、国際的なテロへの取り組みにわが国としてさらに積極的に取り組むことをお願い致します」