©2017 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved
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韓国軍関係者は13日、北東部の江原道(カンウォンド)麟蹄(インジェ)郡の山林で今月上旬見つかった北朝鮮製とみられる無人機が、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備地の南部、星州(ソンジュ)でTHAADの発射台やレーダーを撮影していたと明らかにした
発射台2基が設置された4月26日以降に飛ばされたとみられる
無人機には、ソニー製のカメラが内蔵され、2~3キロ上空から撮ったとみられる500枚以上の写真データが残されていた
そのうち十数枚がTHAAD配備地を写したものだった
無人機は星州で撮影後、再び北上し、約270キロ離れた麟蹄地域も撮影していた。チェコ製の双発エンジンが搭載され、2014年に相次ぎ見つかった無人機より性能が向上した可能性が高い
北朝鮮は300~400機の無人機を保有しているとされる
日本国内では、ディール(取引)が得意な経済界出身のドナルド・トランプ米大統領を念頭に、後者の懸念を口にする専門家が多い上、米国でも対北攻撃に積極的な関係者・専門家は少ない
米国が日本を標的にする核ミサイルを容認するシナリオは、日米同盟の機能停止も意味し、戦後最大にして最悪の危機と化す。米国の「主戦論」を支持する他、わが国が危機を回避する戦略は現時点で、無い