両陛下、利尻島を訪問 離島への思い強く
利尻島の観光名所、オタトマリ沼を視察される天皇、皇后両陛下
後方は「利尻富士」(4日午後、北海道利尻富士町)=共同
北海道を訪問中の天皇、皇后両陛下は4日、滞在先の札幌市から特別機で利尻島に向かい、島内の漁業施設や景勝地を日帰りで巡られた。離島訪問は皇太子時代も含め今回で55島目。利尻島の外周約60キロを1周し、島民とも交流された
両陛下は島に到着後、放流するためのウニを育てる利尻町ウニ種苗生産センターを視察。名産の利尻昆布を食べて育つエゾバフンウニの水槽を見ながら、天皇陛下は「今の状況だと資源は保てますか」などと質問された。皇后陛下はウニ漁関係者に「体は皆さん、大丈夫?」と気遣われた その後、両陛下は島の南東部へ車で移動。雄大な利尻山を背景に野鳥が飛び交うオタトマリ沼をウッドデッキ上から眺め、対岸に稚内市街を望む二石海岸も散策された 天皇陛下は退位の意向を示唆した2016年8月のお言葉で、遠隔の地や島々への旅を天皇の象徴的行為として大切に感じてきたと述べられている。利尻島訪問は11年にも検討されたが、東日本大震災の発生で実現しなかった 日本経済新聞
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