台風5号が東北横断中 津軽石川が“氾濫危険水位”超える 住民も不安…現在の様子は?
岩手・宮古市を流れる津軽石川では、大雨の影響で氾濫危険水位を超えて、いつ川が氾濫してもおかしくない状況となっています。広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。
宮古市では今、ぽつぽつと雨が降り続いています。
津軽石川は氾濫危険水位に達しています。この場所は川の中でも河口にあたります。
手前にある橋の橋脚を見ますと、大きな流木が絡まっているのが分かります。
力強く水に押されて、この場所に流されてしまった木が絡まっている様子が分かります。
こちらの川、普段は遊歩道もあって中洲も見えるぐらいということですが、12日は、全くそういった様相ではありません。
サケの直売所と書かれた看板がある建物の隣には小屋があります。
青い板が張られている場所が本来の窓だとみえますが、その近くまで水が漬かっていまして、その右を見ますと、最大の水位だった時の土の跡が残っていて、その時に比べれば、ほんの少し下がったようにみえます。
この川は、街の真ん中を流れていて、この水位を見て非常に不安を抱えている住民が多くいるようです。
津波の経験もあり、水害に対して危機感が非常に強いので、避難している人もいますが、一方で、川を見ると、勢いよく川に水が流れ込んでいて、他の場所で水量が増えているということが分かります。
かつて、この目の前の住宅街もこの川の氾濫ではなく、山から水が一気に来て内水氾濫を起こして浸水被害を受けたこともあるということで、川の水量以外にも気を付けなければならないと話す住民もいました。
FNNプライムオンライン
川で溺れた小学生の娘を救助した、40歳の母親が溺れて亡くなりました。
11日午後3時半ごろ、島根・吉賀町の高津川で、川遊びに訪れていた7歳の小学生の女の子が溺れました。
両親が助けましたが、その直後に母親の本多明寿香さん(40)の姿が見えなくなりました。
本多さんは、水深2~3メートルの川底で発見されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
救助された娘にけがはありませんでした。
警察によりますと、本多さんは、山口・周南市から夫と子ども3人の家族5人で川遊びに訪れていて、5人は浮輪やライフジャケットなどを着用していなかったということです。
FNNプライムオンライン
台風5号(マリア・MARIA)
概況
実況
実況日時 | 12日15時現在 | 中心気圧 | 994hPa |
---|---|---|---|
大きさ | --- | 中心位置 | 北緯 39度40分 東経 140度50分 |
強さ | --- | ||
存在地域 | 能代市の南東約90km | 最大風速 | 20m/s |
方向・速さ | 北西に20km/h | 最大瞬間風速 | 30m/s |
15m/s以上の 強風域 |
北東に330km 南西に220km |
25m/s以上の 暴風域 |
--- |
12日16時(推定)
推定日時 | 12日16時 | 中心気圧 | 994hPa |
---|---|---|---|
大きさ | --- | 中心位置 | 北緯 39度50分 東経 140度40分 |
強さ | --- | ||
存在地域 | 能代市の南東約70km | 最大風速 | 20m/s |
方向・速さ | 北西に20km/h | 最大瞬間風速 | 30m/s |
15m/s以上の 強風域 |
北東に330km 南西に220km |
25m/s以上の 暴風域 |
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予報
3時間後 (12日18時) | |||
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予報日時 | 12日18時 | 中心気圧 | 994hPa |
大きさ | --- | 予報円の中心 | 北緯 40度00分 東経 140度00分 |
強さ | --- | ||
存在地域 | --- | 最大風速 | 20m/s |
方向・速さ | 西北西に25km/h | 最大瞬間風速 | 30m/s |
予報円の半径 | 30km | 暴風警戒域 | --- |
台風5号の上陸に伴う大雨の影響で、JR東日本によると、秋田新幹線の一部が12日午後から、秋田―盛岡間の上下線で運休。青森、岩手、宮城各県内で一部の在来線が運休するなどした。
産経新聞
武装組織「フーシ派」の攻撃が変えた中東航路
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昨年11月以降、イエメンの親イラン民兵組織「フーシ派」が紅海で商船を狙った攻撃を続けている影響で、日本の商船は過去7ヶ月間、イエメン周辺の海域を航行していないことが12日、船舶自動識別装置(AIS)のデータから明らかになった。一方で中国の商船は、同国の船であることをアピールしながら紅海の航行を続けていることも分かった。中国を含む外国船の一部はAISを切って航行を続けているが、多くの商船はアフリカ南端の喜望峰へ迂回するルートを強いられている。中東地域の緊張によって紅海の航路は様変わりした。
攻撃や乗っ取りが89件発生
パレスチナ自治区ガザの情勢を巡るイランとイスラエルの緊張を受け、イランを支持するフーシ派は、紅海で親イスラエルとみなす商船への攻撃を繰り返している。その皮切りとなったのは昨年11月19日、日本郵船が運航する貨物船「GALAXY LEADER」の乗っ乗っ取りで、拘束された乗組員は未だ解放されていない。
11月27日には、海賊対処にあたっていた海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」が、フーシ派による弾道ミサイル発射を受けて、イエメンの南の海域から最大速力で離脱する事態も起きた。自衛隊が拠点を置くアフリカのジブチからイエメン本土までは、紅海とアデン湾を分かつバベルマンデブ海峡を挟んで約30キロしか離れていない。
米シンクタンク「ワシントン近東政策研究所」のデータによると、11月に日本郵船の運行船が襲撃されて以降、イエメン周辺の海域では89件の攻撃や乗っ取りなどが発生している。今年3月にはミサイル攻撃を受けたベリーズ船籍の貨物船が沈没した。
産経新聞