米コロナ感染6百万人超 減速傾向も収束遠く
米紙ニューヨーク・タイムズの集計によると、米国で確認された新型コロナウイルス感染者が30日、600万人を超えた。死者は18万人余りで、いずれも世界最多。新規感染者の増加ペースは7月末以降、減速傾向にあるが、依然として1日当たり4万~5万人確認されており、収束には程遠い状況だ。
これまで感染が深刻だった南部フロリダ州や西部カリフォルニア州などでは沈静化の兆しが見られる一方、中西部などで感染が拡大しており、ホットスポット(一大感染地)は各地に拡散した。
同紙によると、29日の米国の新規感染者は約4万4千人だった。州別の累計ではカリフォルニア州が最多で約70万人。次いで南部テキサス、フロリダ、東部ニューヨークの各州となっている。 (共同) 産経新聞
接続水域に侵入した潜水艦が確実に発見しているシステムを調べてみました
【安倍首相辞意表明】謝意と健康回復願うコメント 中東各国
(川口良介撮影)
安倍晋三首相の辞意表明を受け、中東各国からは二国間関係進展への尽力をたたえ、健康の回復を願うコメントが出された
安倍氏が昨年、関係が悪化した米国との間を調停するため訪れたイランの外務省報道官は、日イラン関係発展のために価値ある支援を行ったとし、「安倍氏の努力に感謝する」と述べた。日本とイランは国連総会の機会を利用して毎年のように外相や首脳が会談を行うなど歴史的に友好関係にある。
エジプトのシーシー大統領は「安倍氏はエジプトの友人でパートナー」だとして、関係進化への貢献に謝意を述べた。トルコのチャブシオール外相は安倍氏の辞意表明に「悲しい」と述べ、両国関係の発展に尽くしたと労をねぎらった。
ヨルダンのアブドラ国王のほか、アラブ首長国連邦(UAE)やカタールなども安倍氏への謝意と健康回復を願うコメントを発表した。
イスラエルとアラブ諸国が国交回復へ
米国知事のある発言が全米で話題
取り込み詐欺の舞台再演、休眠会社の「前科」込み信用力
後払いの約束で大量の商品を仕入れ、代金を支払わずに商品を処分して逃げる-。古くからある「取り込み詐欺」と呼ばれる手口で3千万円以上の商品をだまし取ったとして、大阪府警が7月、詐欺容疑で男6人のグループを逮捕した。男らは20年以上前に設立され、現在は活動実態のない休眠会社を悪用。この休眠会社には、10年ほど前に別の取り込み詐欺にも使われたという“前科”があった。男らはどのようにして大量の商品をだまし取ったのか
グループが使った登記簿では、三建商事の設立は平成9年。21年には警視庁が、三建商事の名前を使って東京都内の会社からステンレス鋼板をだまし取ったとする詐欺容疑で、別のグループを逮捕している。
![](https://www.sankei.com/images/news/200831/prm2008310003-p1.jpg)
国連が日本の社会について批判した国連が破産寸前の非常事態
F 3が期待できる理由、それはF 2が高性能だったから
独自開発の次世代ステルス機に外国人も興味津々
安倍首相の今後 トランプ氏らとのパイプ維持し「院政」か…
「3度目登板」の可能性も
憲政史上最長の安倍晋三政権が幕を閉じることになった。今回の電撃辞任表明をどうみるか。「ポスト安倍」の動きは。『歴代総理の通信簿 国家の命運を託したい政治家とは』(PHP文庫)の著書もある、評論家の八幡和郎氏が緊急寄稿した。
安倍首相の電撃辞任を伝えるニュースで、史上最長の在任期間を誇る「偉大な宰相」にふさわしい賛辞の数々が並べられているのを見た。どうして、こうした真っ当な評価をして、仕事をやりやすくしてこなかったのか遺憾の極みだ。
持病の「潰瘍性大腸炎」に新しい薬を使うことで状態は改善したが、これが維持できるか分からない。そうなったときに、正しい判断ができるか分からないし、前回のような、みっともない辞め方になって迷惑をかけるのは忍びない。
北朝鮮による拉致事件や、憲法改正、北方領土返還、デフレ脱却といった宿題の解決ができなかったことを残念だと、唇をかみ少し涙ぐみ、公文書の管理などの不備を率直に謝ってしまえば、それ以上、追及する理由もない。まさに六方を踏みながら花道を下がる趣だ。
また、外交の重要性を強調しなかったことは、もしかするとドナルド・トランプ米大統領などとのパイプは維持して、ある種の「院政」となるかもしれない。議員としての活動を強調したのは、改憲など保守派のリーダーとしての役割に積極的に取り組んでいくということだろう。
その延長線上で「3度目の登板」ということも排除していないように見えた。もしかすると、また、さらにパワーアップしての3回目の登板というのもあり得るのでないか。