不来庵書房 裏庭倉庫

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ハリス氏が敗北宣言「選挙の結果は我々が望んだものではなかった」

2024-11-07 | にゅうす
何というかまあ、前回(2020)のトランプ氏よりは潔いかと。
それにしても恨み言っぽいところがなんとも。
これで、第二次トランプ政権の到来は事実上決定しました。
(このあとの選挙人投票で正式に決定)

他の記事やX(旧twitter)でも複数の言及がありましたが、ハリス氏の敗因の大部分は、彼女からの経済政策の話が有権者に届かなかったところでしょう。
トランプ氏は(実態はどうあれ)自分が大統領だったときは経済は上手く行っていた、バイデンになってからは・・・という宣伝に成功していましたから、ハリス氏はWoke仕草を控え、トランプじゃだめだ、私に任せればブルーカラーの皆さんの所得は倍増とは言わずとも3割増えるよ、と訴えなければならなかったのでしょう。

この辺、我が国で先月末に行われた総選挙にも通じるところがありまして。
知能がコロナウイルス以下ではないか?と疑うような、現職首相による自党候補への裏金議員呼ばわりに近い仕草と、2000万円裏金供給問題(実態は政党支部に対する政党助成金の配布ですから、本来裏金呼ばわりされる筋合いはゼロ)で自民党が自滅しただけで、立民はほとんど得票総数を伸ばせていません。
2009年総選挙並みに、立民にお任せいただければあっという間に暮らしやすい社会が到来しますよ!という宣伝がまるでなく、裏金問題に執着していた感がありますから当然と言えば当然でしょう。
とはいえ前科を鮮明に覚えている人が多いので、2009年並みのバラ色の宣伝をしたところで、どこまで効果があったかは神の味噌汁ですが。

問題はトランプ大統領の、従来型の政治の枠を超えた様々な手腕が再度やってくるところでして。
前回政権時には安倍首相(当時)が国際関係においてある程度の軌道修正を行っていましたが、現政権では望み薄。せめて岸田前首相であれば、ウクライナ支援についてその重要性を説くくらいはできたと思うのですが・・・
現首相がおよそ実行しそうもないことですが、トランプ大統領訪日時に安倍氏の墓参を共に行うくらいのことはやってみせないと、日本の立場は当時と変わらないよ、というメッセージにはならないでしょう。


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