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木村佳子さんのブログより

2011年03月20日 | Weblog

木村佳子さんのブログ

 

 

信じられる言葉、実のある言葉~東京消防庁 小室憲彦総隊長の出発のコメント

今日、久しぶりに実のある言葉を聞いたなあと思いました。テレビに映し出された東京消防庁の福島原発対策の派遣隊・小室憲彦総隊長の言葉です。

「困難な活動になるが、隊員の安全を考えたうえで人員や資機材を有効に活用し、国民の皆様の期待に応えるべく頑張りたい」 
NHKニュースサイトでは上記のように省略されていますがテレビで見たときはもう少し深い言葉でした。「これ以上ないというベストな人材で現地に向かう。国民の期待にお答えする」というセンテンスがあったと記憶します。

ああ、こういう人が総隊長で率いていかれるんだな、こういう人たちが行ってくださるんだな、と気持ちをわしずかみにされました。

一方、テレビを見ていて実に味気なく感じるのはまるで人事のような口調で話される解説委員。「何も言っていないのと同じ」な既成事実の復唱に人材はこの人しかいないのかと非常に残念な気持ちを覚えます。

感情を交えず話すのがいいのでしょうか? 視聴者には、少なくとも私には、危機意識の薄さ、共感力の決定的な不足、切迫感のなさ、眠たげ(実際眠いのでしょうが)に感じられました。きっと
お育ちも良いのでしょう、学歴も高いのでしょう、頭もいい方なのでしょうが、人間力みたいなものが感じられず無念な気持ちを覚えてしまいます。
そんな中、今日の消防庁の小室総隊長の説得力のある目、話し方、言葉の選び方に、「会いたかった人に会えた」感じを覚えました。

消防隊、警察、自衛隊など自らの命を省みず、危険を犯して現地で働かれた皆さんには国民のために働いた栄誉賞、勲章を与えるべきだと思います。

さて、原発施設に水が入ったということで゜ひとまず大きなリスクは収まったと思います。
マーケットも落ち着くでしょう。
それにしてもG7の協調介入は強烈なシグナルでした。
インテリは手も足もでないまま、やり過ごしてしまったのではないでしょうか。
もちろん常識のわなに絡めとられている私も例外ではありません。
常識が相場を支え、非常識が儲けをかっさらう。
それでも生きていくのに常識は必要です。
すんだ嵐は済んだとこととして明日を向いて生きていきましょう
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