多摩市のみなさん、ありがとうございました。これからもよろしく!
2月10日~11日小高商業高校生の受け入れ宿泊・オーガニックモーニングに、多大な協力をしてくださった、多摩市民のみなさんとお茶会をもちました。
多摩のみなさんには急なお願いにもかかわらず、快く応じてくださり、オーガニックモーニングの仕入、準備から、宿泊する和室等のお掃除に、高校生が気持ちよく楽しく過ごせるようにと、心を尽くしていただきました。
もつべきものは多摩市民!なんて言ったらおこられるかな? そしてもつべきものは恵泉大!なんていいたいくらい、今回は助けられました。これを機に、もっと恵泉大が、ご近所さんである多摩の市民のみなさんと交流を深め、この素敵な場所を協働でたくさん活用できるとよいですね。そしてくにたちの私たちも一緒に。
たねまきネットは、これからも、東京と福島とつながろうとする人たちの「つながりの種」をもっともっとまいていきたいものです。
さて、この日にぜひみなさんに見てもらおうと、カメラマンの福本さんが、2月10日~11日の写真と動画を組み合わせた製作途中の記録画像を上映してくださいました。音楽まで入れて3分で作ってあります。「この先まだあります。もうちょっと時間をかけていいものを作りたい」と意気込み十分の福本さん。楽しみです!乞う!ご期待。
そしてその画像を上映するスクリーンがカフェ隣のフロアにできていたのです。澤登先生が頑張って文科省助成金をとり造ったもの。そしてそのスクリーンでゆっくり映像をみながら勉強もできる、これも木造の机とお洒落ないす。さあ、ここで何かやらなくちゃ!と早速アイデアが出る、ワクワクする空間になっていました。
スクリーンに映した小高高校生 スクリーンの裏側は木の壁
お茶会は、ナチュランドさんのケーキと澤登さん仕入のオーガニックコーヒー・紅茶、それに福本さんお手製の鶏肉の燻製、吉田さん提供のまったく酸味を感じない無農薬みかん、をご馳走になりながら2月のイベントの感想を述べ合いました。(食べるのが忙しくて、写真を撮り忘れ・・・ごめんなさい・・・)
初めてこういうことにかかわってみたという方、「生徒の楽しそうな顔を見てうれしい」といった先生の言葉が印象に残った。先生たちの日頃の丁寧な子どもたちへのかかわりが垣間見えた。今までも福島の生産者等とつながりをつくってきた方、放射能に対する考え方がきちんとできてない中でのあいまいで危険なものいいが広がっていないかという問題、福島の原発被害はそれだけにとどまらず、事故後も電力を供給するためにダムを決壊させてしまった被害もあるということ、そしてこうした話がいつでもできる場が大事。「恵泉大オーガニックカフェ」も「てくてく農園」も「ふくしま オルガン堂 下北沢」も。いつでも誰かと福島のことを話せる開かれた居場所は、福島を忘れないためにもとても大切。
また先生が送ってくださった、参加した生徒さんたちの感想文が楽しくて、思わず顔がほころんでしまいました。バスがくにたちに着いたときに、<歓迎>の横断幕を持って出迎えたことが、意外にも生徒さんたちみんなにとってはうれしかったようです。そういうことって大事なんだと、改めて考えました。直前になって思いついたことでしたがやってよかったです。楽しかったことはそれぞれ違ったりもし、それそれが正直に書いてるなあという印象です。生徒たちが人とのつながりを心地よく感じ、福島を忘れない人たちが東京にもいることを感じてくれた2日間であったことは間違いないと思いました。
そんなことを語りあいながら、今年の夏は、あらたに小さな子どもたちの保養もできるかな?やりたいね!なんて話にもなりました。もしそういうことになったら、もっと多くの人の手が必要です。その節には、皆様ご協力をお願いしますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。