福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

多摩市のみなさんとご苦労さんかいのお茶会@恵泉

2013年04月01日 | 恵泉女学園大学

 

多摩市のみなさん、ありがとうございました。これからもよろしく!

2月10日~11日小高商業高校生の受け入れ宿泊・オーガニックモーニングに、多大な協力をしてくださった、多摩市民のみなさんとお茶会をもちました。

多摩のみなさんには急なお願いにもかかわらず、快く応じてくださり、オーガニックモーニングの仕入、準備から、宿泊する和室等のお掃除に、高校生が気持ちよく楽しく過ごせるようにと、心を尽くしていただきました。

もつべきものは多摩市民!なんて言ったらおこられるかな? そしてもつべきものは恵泉大!なんていいたいくらい、今回は助けられました。これを機に、もっと恵泉大が、ご近所さんである多摩の市民のみなさんと交流を深め、この素敵な場所を協働でたくさん活用できるとよいですね。そしてくにたちの私たちも一緒に。

たねまきネットは、これからも、東京と福島とつながろうとする人たちの「つながりの種」をもっともっとまいていきたいものです。

さて、この日にぜひみなさんに見てもらおうと、カメラマンの福本さんが、2月10日~11日の写真と動画を組み合わせた製作途中の記録画像を上映してくださいました。音楽まで入れて3分で作ってあります。「この先まだあります。もうちょっと時間をかけていいものを作りたい」と意気込み十分の福本さん。楽しみです!乞う!ご期待。

そしてその画像を上映するスクリーンがカフェ隣のフロアにできていたのです。澤登先生が頑張って文科省助成金をとり造ったもの。そしてそのスクリーンでゆっくり映像をみながら勉強もできる、これも木造の机とお洒落ないす。さあ、ここで何かやらなくちゃ!と早速アイデアが出る、ワクワクする空間になっていました。

  

スクリーンに映した小高高校生                     スクリーンの裏側は木の壁

   

 

お茶会は、ナチュランドさんのケーキと澤登さん仕入のオーガニックコーヒー・紅茶、それに福本さんお手製の鶏肉の燻製、吉田さん提供のまったく酸味を感じない無農薬みかん、をご馳走になりながら2月のイベントの感想を述べ合いました。(食べるのが忙しくて、写真を撮り忘れ・・・ごめんなさい・・・)

  

 

初めてこういうことにかかわってみたという方、「生徒の楽しそうな顔を見てうれしい」といった先生の言葉が印象に残った。先生たちの日頃の丁寧な子どもたちへのかかわりが垣間見えた。今までも福島の生産者等とつながりをつくってきた方、放射能に対する考え方がきちんとできてない中でのあいまいで危険なものいいが広がっていないかという問題、福島の原発被害はそれだけにとどまらず、事故後も電力を供給するためにダムを決壊させてしまった被害もあるということ、そしてこうした話がいつでもできる場が大事。「恵泉大オーガニックカフェ」も「てくてく農園」も「ふくしま オルガン堂 下北沢」も。いつでも誰かと福島のことを話せる開かれた居場所は、福島を忘れないためにもとても大切。

また先生が送ってくださった、参加した生徒さんたちの感想文が楽しくて、思わず顔がほころんでしまいました。バスがくにたちに着いたときに、<歓迎>の横断幕を持って出迎えたことが、意外にも生徒さんたちみんなにとってはうれしかったようです。そういうことって大事なんだと、改めて考えました。直前になって思いついたことでしたがやってよかったです。楽しかったことはそれぞれ違ったりもし、それそれが正直に書いてるなあという印象です。生徒たちが人とのつながりを心地よく感じ、福島を忘れない人たちが東京にもいることを感じてくれた2日間であったことは間違いないと思いました。

そんなことを語りあいながら、今年の夏は、あらたに小さな子どもたちの保養もできるかな?やりたいね!なんて話にもなりました。もしそういうことになったら、もっと多くの人の手が必要です。その節には、皆様ご協力をお願いしますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。


「てくてく農園」通信

2013年04月01日 | てくてく農園

                                    畑に潤い、ちょっと小雨の作業日

                                        

                                      昨年植えた花が今年も開きました。桜/も満開。

                        

                                ジャガイモ                 大根の芽が出ました

                       

                                            にんにくも伸びました

          

    

                 春菊        キャベツ             スナックエンドウ                        のらぼー

 

ここには里芋を植えました。

   

         大根に水やり                 麦は見るたびにスクスク伸びています          小雨が降りだしました

たまたま通りかかったIさん。「私も家で花をいろいろ植えてるよ。ちょっとだけでも土をいじったり、世話して花が咲くと癒されるね~」と立ち話。今度畑にも植えに来てよ、とお誘い。野菜の間におお花があるのも楽しいからね、と。いろいろな方がいろいろに使ってくださるのをお待ちしています。

  

  そろそろおしまいにしようか?                  今日のお持ち帰りは春菊・ラッキョウ・のらぼー     立派なラッキョウ

             次回作業日は、6日(土)10時~ です。草取り、水やり、水汲みのお手伝いお願いしま~す。

 


「人の輪ネット」さん報告会

2013年04月01日 | 団体紹介

いろいろな人たちのつながりで作る支援活動

この日の会場は恵比寿のおしゃれで粋なギャラリー。若いマスターがいれてくださったコーヒーは絶品でした。

ギャラリー はしばみ(渋谷区恵比寿2-4-2)

  

はしばみの近くの道路と川と公園。都会の真ん中にも春が来て、公園の桜がきれいでした。

   

「人の輪ネット」さんとは、いくつかのイベントを共催でさせていただきました。主催する能登さんご夫妻は、ご自分たちも被災者で避難中ですが、同時に支援者としても福島の子どもたちの保養にとりくんだり、仲間作りに励んだりと、一生懸命です。

今回はその人の輪ネットさんが取りくんだ活動をともにした方たちが集まっての報告会でした。

 

ヨルダン大使館外交官の若い女性は、自分の国には戦争による難民がたくさんいます。その子たちと同じく福島の子どもたちが福島にいてもひとりじゃないと思えるように、子どもキャンプをお手伝いしました。言葉はわからなくても一緒に遊べて楽しかったです。子たちと出会えてうれしかったです。」と感想を述べられていました。

震災がつなぐ全国ネットワークの方は、<足湯プロジェクト>をなさっていて、「お風呂がない被災者の方たちにはとても喜ばれます。1対1でするので、自然な何気ない会話やつぶやきから、どんな支援が求められているかを知ることができました。大勢の場ではいえなくても、1対1だと話しやすくボランティアにだと第3者の立場なので、何気なく話せるようです。」と、2年間で250回2000人の方に足湯を提供したそうです。

3・11東日本大震災と原発事故の被災者・避難者おイベントをサポートする きらきら星ネットの方は、「勉強ひろば」「ピアノ教室」「金曜さろん」他季節のイベント等を通して様々な支援をしています。この日は支援している方の詩をCDにしたものを聴かせていただきました。

種まきネットも人の輪ネットさんとのつながりで、多摩地域だけでなく23区に避難なさっている方たちともつながりができました。

これからも緩やかなつながりを大切にしていきたいと思います。