福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2012年10月07日 | てくてく農園

             雨の「てくてく農園」 

午後から晴れてきましたが、朝はそぼふる雨で、作業ができそうもないので、オクラとナスとトウガラシ、ピーマンを採って終わりにしました。お月見に来て下さった方が、農作業に来て下さる予定だったのに残念でした。

昨日、地主さんが畑に立ち寄ってくださり、また耕耘機で耕してあげようといって下さったので、お願いしました。写真の奥に見える土は、耕していただいたところです。

真ん中に見えるトウガラシはまだまだ沢山できています。手前のサツマイモもぐんぐんつるをのばしています。お月見の時にはまだちょっと小さかったので収穫はやめましたが、もう少ししたら、甘くおいしい、安寧芋が穫れる予定です。

              

冬野菜はなかなかうまく成長してくれず、白菜はもう一度挑戦しようかといっているところです。

「てくてく農園」は都市農業のヒントになるかな?

 5日の夕方、市で推進している「活き活き都市農業推進事業」の一環として、これから国立市のホームページに国立の農業サイトを作ったり、冊子を作る計画があるそうで、そこに載せる記事の取材をしたいということで、国立ファームの小野淳さんが「てくてく農園」に見えて、取材を受けました。

国立の農家さんは農業だけで食べていける状況ではなく、このままでは国立の農業も農地も減る一方とのこと。そこで必ずしも作物を作って売ることだけを考えるのではなく、農地・農業そのものをもっと市民との協働で居場所的に位置づけて(まさしく「てくてく農園」の発想と同じ)、そうした事業で農家が農地を手放さなくても生活が成り立つような試みにチャレンジしたいのだと、話されていました。

市民としても、せっかくの農地の緑がなくなるのはとても残念なこと。谷保地域がどんどん企業の倉庫や発送センターのようなものばかりにとってかわられるのは忍びないことです。何とかできるものなら何とかしたいと思う市民は沢山いるはず。

これを機会にお付き合いができたらうれしいと思います。私たちが連携していきたい福島県の有機農業ネットワークなどとのつながりもできたらいいと思いました。種まきネットとしても何かできることがあるか、考えていけたらと思います。

       第2回交流会 

そして今夜は国立公民館で、6時から、被災者支援市民協働ネットワークによる、被災者支援活動交流会です。多くの方の参加をお待ちしています。


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