畑にある「女川どうしよう」の看板に気がつきましたか?!
9日の交流会に参加された、女川から国立市に避難中のかたが畑にたてた札です。女川にあったお家は津波で流され、全く何もなくなってしまいバッグひとつで国立に避難なさってきて以来、1年以上立ちました。
しかし、女川の元の場所に家は建てられないため、家を建てるには高台の高価な土地を自分で買わなければならないのだそうです。その上、家はなくても土地があるので固定資産税も払わなくてはならず、全く困ったことになっている。この先女川に帰れる目途が立たないのに住民として税金だけは払わなくてはいけないなんて酷なことだと話されていました。
震災・津波の自然災害による被害だけでなく、このように国や行政の「無策」による二次被害を受けている方々が、大変な数にのぼるのではないでしょうか?
この厳しい現実の前に、それでも日々生きて暮らしていくことの意味を分かち合えたらと思います。
「女川」どうしよう」の札を畑にたててもらえたことを、私たちは大切にしたいと思います。
そして、植えた作物たちは元気です!
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