福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2013年03月18日 | てくてく農園

「てくてく農園」の地主さん・北島薫さん宅にご挨拶

すでにお伝えしたように、今年度も「てくてく農園」の農地をお借りすることができました。有難い限りです。そのお礼に改めて北島さんのお宅に伺いました。

向こう側は竹林

自家用のらぼうとキャベツ

そして今年は息子さんも昨年1年みっちり農業の勉強をなさったと伺ったので、ぜひご一緒にやっていただけたらとのお願いもしに。

今日は2時から、毎週月・水・金に開催している「青空市」の日です。「青空市」は20年も続いているそうです。富士見台のJA(農協)駐車場や、北や南で順番に開催しています。地元の農家のお仲間でやっていて、2月10日のマルシェも、その「青空市」の皆さんの協力で実現しました。その「青空市」の準備にお忙しい中快く迎えてくださり、お家の裏の畑や作業場、そしてお稲荷さんもわざわざ開けて見せて下さいました。

          

近隣の農家と一緒に1980年(昭和55年)に豊穣を祈念してつくったものだそうです。

北島さんのお宅は谷保天神の並びの甲州街道沿いです。谷保天神から3分程の所です。はけ下を見晴らせる良い場所ですが、周囲は宅地となり建て売り住宅が建ち並び、その谷間となり、ビル風のような風が強くなったということです。今日も風が強い日でなおのことでした。

くにたちの農地と緑を守ることは容易ではないなあと感じました。ふくしまの農家と同時に、くにたちの農家さんともつながって、一緒に農業と緑をまもりたいなあとの想いを強くしました。

昨日オルガン堂で買ってきたお土産を持参したら、帰りに菜の花や珍しいお芋や山芋などを頂いてしまいました。恐縮です。でもこうやって昔は自分のうちにあるものをあげたり貰ったりしながら、助け合い支え合いながら暮らしていたんだよなあ、なんてふと思い出しました。昔のコミュニティの善し悪しはともかくとして、地域で人が心地よく繋がり会って暮らす暮らし方の知恵を私たちも見つけ出したいものだと思います。23日(土)10時~の作業日には息子さんにも来てもらえるよう伝えてくださるそうです。楽しみです。

 

 


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