11/16山梨県北杜市の小水力発電所の見学に行きました。
立川シビルの企画で、第1回目の都留市に続いて、第2回目は山梨県北杜市を訪ねました。東京23区と同じ面積に人口5万人という、殆どが山でしめられている地域だからこその発電かもしれませんが、浄水場の電気は全部まかなっているときき、その地に必要な電気は、地の利を活かせば作り出せるのに、都会のために自然を破壊して大きなダムをつくってきたエネルギー政策の果てに、原発事故があったのだとあらためて考えました。
なんといっても自然体系を壊すことなく、また農業用水とのかねあいを考えて造る、というそこに暮らす人々に貢献する発電の方法を考えていることに好感がもてました。
都留市の水力発電は観光目的に比較的比重を置いているのですが、北杜市は市の環境政策として行われていて、その本気度を感じました。
富士山と南アルプスを望める、自然豊かな別荘地。今その別荘も売却に出されているものが多いそうです。別荘への関心から水力発電の関心に、今は北杜市への関心が移っているようです。水力発電所見学者が絶えないそうです。それでも予約すれば市の職員さんが気さくに案内をして下さいます。10人以上いれば見学の案内をしてくださいます。
BDF燃料とは食物油の廃油で造る燃料です。ディーゼル車で冬は灯油を使うそうです。燃料代がかかるそうで、来年は電気自動車にしたいといってらっしゃいました。
遠くに山々
川の流れまで降りる取水口
枯れ葉やゴミを取り除くローラーが回っている。 発電所に向かう水流
この中で回っている発電機の轟音はすさまじい。会話できない。防音壁になっている。
でもすぐ隣には改装中の別荘がある。外からはさほどの音ではない。
轟音の発電機
発電を終えた水は農業用水として利用されている。
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