


各地に吹き荒れた二日続きの強風の被害が報道されているが、
ここ埼玉でもスーパーや公共施設で自転車のドミノ倒し状態が
多く見られ、高齢の女性たちが転倒を防ぐため、周りの物に
掴まる姿が痛々しかった。
そんな中、私は今目論んでいる工作のための材料集めに
次々とホームセンター巡りのようなことをして東松山市迄
行ってきた。
本当は関東各地にあるあの大型ホームセンターの「ジョイフルホンダ」へ
行きたかったのだが強風でもあり、飛来物などのことも考えると
そこまでしなくても・・・と近くから始めたのだが・・・・
近くと言えばやはり大型ホームセンターのビバホームも私の住む
さいたま市や隣接する上尾市、そして鴻巣市などにもあるのだが
川越市に他の用事もあり、川越からスタートして254号線の
カインズホームへ行ったのだがもう少し足を伸ばしてみようということで
東松山市のビバホームへ・・・
今日は下見のつもりでセンター内を回り、最後にふらっとマミーマートを
覗くと私の目に大好物のトマトの山(?)が・・・
過去の記事でもしつこいぐらいトマトや柿が大好きであることを書いて
きたが、食べ物の中では何といってもトマトが一番で、第2位の柿に
圧倒的な差をつけて、まさにダントツなのである。
そのトマトは昔懐かしいあのずんぐりむっくりの大きいトマトで
形もやや歪・・・この記事に掲載した写真のとおり直径10㎝強・・・
それが段ボールに10個から13個入っており、なんと・・900円。
私は久しぶりに見た懐かしいトマトの姿に有頂天・・・
その箱がかなり広いスペースに何段も積み重ねられていた。
箱があちこちに動かされていることから購入客があれこれと選んだ
形跡だと思われる。
この機会を逃してなるものか・・と13個入りを抱えていそいそと
レジへ向かった。
同じ箱に10個入りのものはさらに大きかったが大好きな
美味しいものを毎日食べたいと思うあまり、13個という数に目が
眩んで13個入りにしたのだ。
家へ帰るや否や近くに住む息子夫婦の家へ・・・
私同様トマトが大好きな息子の妻ソニアにお裾分け・・・
トマトを見せるとソニアは大喜びだったが夫(私の息子)は
食べないので・・と3個だけ受け取った。
息子の家を出るとやはり近くに住む娘夫婦のところへ・・・
娘の夫もトマトは食べないということで普段はミニトマトが多いという
娘は『こんな大きいものどうしよう・・』と、思案顔だったが二つだけ
受け取った。
そして8個のトマトは我が家へ・・・
夕食の食卓に出るまでの時間ももどかしく感じた私はスライスしたものを
つまみ食い・・・『う~ん、やっぱりこれだ・・』と満足しながらも
何か物足りなさを感じた。
それは同じ様な色、形でも昔食べたものはもっとトマトの香りが強く、
断面には粉を吹いたような輝きがあり、その食感(舌触り)も感じたが
今回のものは香りも含めて改良された野だろうか、普通のトマトと
同じように断面はすべすべしたものであった。
それでもトマト好きな私には宝物のような物。
それは今、出回っている多くのトマトのように色や形、サイズなどが
規格化されたものと比べると雲泥の差のような気がする。
箱には群馬県産の「JAたのふじ」「ふじ娘」と印刷してあった。
味は甘みとほどよい酸味・・・満足、満足!・・・
私達が子供の頃はトマトは季節を感じる野菜だったが今は年中
食べられるので季節を感じる喜びは無いが、いつでも食べられるのは
嬉しい限りである。
トマトを食べない日はほとんどない私にとって、多少価格が高騰
しても食卓に出てくるのも嬉しい。
この「ふじ娘」はトマト狩りで食べる時のようにそのまま「痛快丸かじり」
するには大きすぎるのでやはり普通にスライスするか少し加工した
冷やしトマトで楽しむのもいいかもしれない。
今夜はスライスしたものを楽しんだ。
・・と言うわけでトマトに目がない私の嬉しい一日であった。