今日は北陸方面は気温も低く雪をまじえた大荒れの天気のようだが
ここ大宮は朝から風もなく昼を過ぎても青空と暖かい陽射しに
恵まれていたが3時ごろからは風もかなり強くなり、今は木々も
大きく揺れている。
あと10日、あと1週間・・・などと言っていた今年も年の瀬は時間の経過が
早く、遂に大晦日となってしまった。
11月中に照明を含む高いところの掃除は終わっていたので12月に
入っても特に大掃除というほどのことはしなかったが、気にかけていた
障子と襖の張替えを昨日一日で終えたので今日はいつもより更にのんびり・・・。
妻は正月の料理に取り掛かっているようだ。
といっても以前に比べると種類も量もかなり少なくするらしい。
近くにいる息子夫婦や娘夫婦もそれぞれ仕事も個人的な予定もあり
今回は正月中に我が家へ来る予定がないからである。
それでも不意の訪問に備え、多少の準備をしておきたいと考えるのは
やはり昭和生まれのベテラン主婦だからなのだろうか。
今年を振り返ってみたいような気もするが、すべて新しい年への希望、
期待で新年を迎えたい。
我が家はすぐ近くに寺がないので除夜の鐘を直接聞くことはできないが
梵鐘がなり始める頃には宗教には無縁の私も心の中で煩悩を振り払い、
気持ちを新たに新年を迎えたいと思う。
「除夜の鐘」と言えば最近騒音や訴訟として扱われたり中止を余儀なく
されたり、昼間に変更などという問題が発生しているが、もう少し
ゆったりとおおらかに考えられないものだろうか。
除夜の鐘を騒音と感じ、迷惑であると主張する人たちにはそれぞれ
それなりの理由や考えがあるのだろうと思うとその声を無視する
訳にはいかないと思うが、除夜の鐘は爆音や、耳をつんざくような音や
不愉快な音ではないし、108回に要する時間もそれほど長くはないし、
多くの人たちの心の安らぎに繋がるものだという効果と共に一年に
一回の行事の意味や由来を尊ぶのは決して悪いことではないと思う。
風物詩でもある除夜の鐘が永久に存続することに私は賛成である。