



昨日(28日)は全国各地で雨が降ったり、強風に煽られ、
歩行困難な状況が見られたようだが、幸いここさいたま市
(私の住む街周辺)では雨も降らず少し強い風が吹く程度で、
歩けない人や強風によって傘が壊れるような光景は見られなかった。
そして今朝、薄い雲は見えたが明らかに晴れを思わせる空は
8時ごろには私の大好きな青空と広範囲に広がる白い雲に
変わっていた。
気分良く深呼吸をしながらぷかぷかと浮かぶような雲を見ていると
「金曜日の本屋さん」の4冊目「冬のサイダー」が届いた。
これを読むのはもう少し先になるがこの4冊が揃ったことで心が
豊かになったような気がする。
四月の初旬、私の周りの桜も満開の頃だったと思う。
ブログ友すずさんが紹介された「金曜日の本屋さん」の
タイトルを見た途端、私は何も考えることもなく咄嗟に
『これは読まなくちゃ・・』と思った。
すずさんの説明と読後の感想からこれは時間をかけて
読みたい・・と思ったので常に傍に置いておこうと
図書館へは行かず買うことにした。
私の近くの北区役所の図書館にはおそらく無いだろうし、
取り寄せてもらっても時間をかけて読むタイプの私には
返却日までに読み切れるかどうかも予想できないと
思ったのだ。
そしてすぐに手に入れたのがこのシリーズの3冊、
「金曜日の本屋さん」同タイトルの
「夏とサイダー」そして同じタイトルの「秋とポタージュ」
確かに読み応えのある本だと感じ、あるところまで
読み進むと物語の相関図と登場人物の思いなどを考えながら
そこまで読み返す私なりの読書法(?)で4月の下旬に
1冊目を読み終え、現在は2冊目の「夏とサイダー」・・・
以前にも何度か記事にしたことがあるが、私が長い期間を
経て再び読書に目覚め、その喜びのようなものを知ったのは
完全にリタイアした2018年以後のブログを始めてからなのだが・・・
年間に220冊も読む読書家のすずさん(ブログ友)に
触発されたのがきっかけだった。
ECCの講師とのダブルワークのすずさんは現在音楽活動でも
皆さんご承知だと思うが、その読書の記事で私は本を読む
喜びなどを思い起こし、長いブランクはあったが2018年以後は
以前にも増して本を読むようになった。
私が再び拙いウクレレに目覚めたのもすずさんのおかげ・・・
さて、「金曜日の本屋さん」については色んなことが
思い浮かび、その場に居合わせたような気持ちにもなるが、
各話に様々な本が登場するのも興味深い・・
例えば「1.読みたい本なんか見つからない」は庄司薫の
「白鳥の歌なんか歌えない」、「2.パン屋のクニット」は
トーべ・ヤンソンの「さびしがりやのクニット」で
「3.夏は短し励めよ読書」は森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」、
そして「4.君への扉」はロバート・A・ハインラインの
「夏への扉」など
まだシリーズ2の段階だがこれからもゆっくりと味わって(?)
いきたいと思う。
とてつもなく思いが膨らむようなこの不思議な本屋さんに
私も行ってみたいと思う。
人と人との運命的な出会い、本と人との出会い、
紹介した小説を、読者に読みたいと思わせるところにも興味があるが
紹介された小説以外にも、小説のタイトルや小説家の名前が
出て来るので、読みたいと思う本を思いだす人たちがいるかもしれない。
暫くはこの「金曜日の本屋さん」シリーズを自分の気持にも合わせて
読んでみることにしようと思う。
ところで・・金曜日と言えば・・・
まもなく終わる5月の31日が金曜日・・・
何年か前から「プレミアムフライデー」という「働き方改革」と併せた
キャンペーンのようなものがあったが今はどうなっているのだろうか。
ある程度は認知されていても実際に活用(?)されていない(できない)
企業も多いのではないだろうか。
コロナの感染以来あまり聞かなくなったような気もするが・・・