その1. 私の体調不良
6月の最終週、大好きな炎天下で行ったいつもの筋トレ時に少し体調に
違和感があったが、もしかすると私にはありえない「熱中症」に
似た症状なのかもしれないと思っていたが、そのあたりから体のだるさと
食欲不振を感じていた。
(今思えば過信による暑さに対する注意不足だったのではないかと思う)
その2. 千恵子選手の診察結果
2年ほど前から千恵子選手に少しずつ記憶力の低下が見られ、その頃、
医師の診断を受けたところ、認知症ではなくその手前の状態なので
経過観察・・・ということだったのだが最近少し進行したのではと
感じることがあったので5月に精神科、神経内科、心療内科、精神神経科、
脳外科等の総合病院へ行き、1か月後の予約が取れたので6月28日に
物忘れ外来として診察を受けてきた。
医師の様々な検査と併せて行った脳のMRI検査や認知症のテストの結果は
やはり単なる物忘れではなく、「認知症の初期症状」だとという診断で
一番マイルドな薬を1週間服用し、その様子と併せて再検査ということに
なった。
多少の覚悟は出来ていたとはいうものの本人の体力は日々劣っていても
日常生活にはほとんど影響がないことを考えるとやはり本人はもとより、
私も衝撃を受けたと言っていいだろう。
その3.千恵子選手の脱衣所での転倒
6月29日の夕刻、千恵子選手が風呂から上がって脱衣所(兼、洗面所)で
着衣のため椅子に腰かけようとしたときに掴まった洗濯物用の籠が滑り、
前のめりに転倒し、リビングでテレビを観ていた私に助けを求め、
『お父さ~ん、お父さ~ん』と叫ぶ声に気づいた私が脱衣所へ駆けつけると、膝は折り曲がった状態で頭部は洗面台と床の角の部分に押し付けられ、
身動きのできない様子だった。
声をかける私に気付いたようだったが全く動けないのだという。
後でわかったことだが、朦朧とする意識の中で数分間は私を呼び続けて
いたようだった。
とりあえず、出血のないことや首、手足などに骨折などが無いかを確かめ、
その姿勢のまま抱え上げ、椅子に座らせると意識が徐々に戻ってきたので
ほっと一安心。
その時、一瞬、小さいころに時折見かけた生まれたての雀のヒナが
屋根の巣から落ちてぐったりしている姿に見えるほど悲しみを誘う姿だった。
最近千恵子選手は、『ようやく42㎏になった・・』と喜んでいたが、
私にとっては抱えて起こした時に感じたその体重はスーパーで買う
10㎏の米ぐらいの重さにしか感じないほどだった。
頸椎などの痛みもないようだったが額の生え際の部分を強打したようで、
少し腫れあがり内出血(痣)の発生は免れない模様。
しばらくすると気持も落ち着いたようなので私は自室へ戻った。
その4. 2人揃ってコロナの陽性反応・・・
こんな状況のなか千恵子選手は26日頃から鼻水と喉の痛みを訴えて
いたためドラッグストアで「のどぬーるスプレー」や「トローチ」を買って
使っていたが、鼻水も止まらず、喉の痛みもはげしくなっていたようだった。
そのころようやく(?)喉が少し痛くなりはじめ、時々咳が出る症状が
表れた私も一緒に30日に「発熱外来」で検査をしてもらうことにした。
その結果は・・・な、な、なんと・・「コロナの陽性反応あり・・」
これぞ最大の予期せぬ出来事だった。
コロナの感染が始まって以来、この4年間、旅行等はもちろんのこと
なるべく外出は控え、日常の買い物もあらかじめ用意したメモを見て
さっさと済ませ、さっと帰る生活をしており、外食も5月に息子夫婦と
一緒に神戸の姉の様子を見に行った時の三野宮でステーキを食べた
たった一度きりという慎重な生活の中でなぜ?・・・と言う思いが強く、
しばらくは信じがたい思いだった。
・・とは言っても9波の発生も伝えられ、沖縄でも感染が多発して
いるということから今や誰が感染してもおかしくないということも
同時に思いだし・・・。
2類相当から5類へ移行になると発表された時から多くの問題点が
指摘される中、私も投稿したことがあるが、マスクの着用も本人の意思で、
行動制限もなく、たとえ罹患しても全てが本人の自己判断で・・などという
とんでもない変更の結果がいまや、どこに居ても誰もが感染の危険に
晒されている事に結び付いていいると言ってもいいのではないだろうか。
現在はマスクを着用していない人もかなり多い。
毎日の感染者数発表については保健所や医療機関に負担がかかるからと
いうことから廃止されたがそれにかわるものとして一般市民に警鐘を
鳴らすような仕組みなどは発表されておらず、あらためて2類と5類を
比較してみたが、感染者にとっては自己負担が増えるだけで何の
メリットもない。
体調に異変、急変などがあった場合は病院や保健所等ではなく
「コロナ総合相談センター」へ連絡するように・・とのことでその
電話番号が印刷されただけのメモをもらい、とりあえず大量の薬を
服用することになった。
病院に責任は無いと思うがすべてが自己判断で自分で行動するという
曖昧な方法ですべてを丸投げする政府の対策には呆れてものが言えない。
陽性反応が出ても特別な制限はなく、外出も自由であるというのも
国としては無責任すぎるのではないだろうか・・・
私が診てもらった病院では最低限5日間から1週間ぐらいは安静を保ち
なるべく外出を控えるように・・・とのことだったので現時点では
良識ある判断をされたのだと思う。
私たちはとりあえず最低限できること、やるべきこととして他者に
うつさないために薬を飲み、外出を自粛することにしている。
7月1日
千恵子選手の状態はかなりよくなり、逆に私の方は喉の痛みや
咳が激しく、食欲は全くなし・・・
お粥を無理して少し食べるのがやっとの状態・・・
7月2日
千恵子選手は少し鼻水が残る程度で喉の痛みも和らぎ、食欲もでてきて
かなり良くなったことが目に見えてわかってきた。
一方私は、ますます酷くなりほとんど横になった状態・・・水を飲んでも
喉に激痛が走り、37度前後の微熱が続き食欲不振が続く。
この時点で体重も2.5kg減少・・・・
7月3日
千恵子選手はほぼ完治(?)に近い状態のようで体のどこにも違和感が
ないと言い、朝から細かく動いていた。
私は喉の痛みが少し治まってきたが軽い頭痛は続いていた。
午後、かなり良くなった自分を感じたので庭に出て外気を胸いっぱいに・・・
大好きな熱い太陽光が体全体を包み、心地よかった。
私にはやはりこれだ・・と思っていると一気に回復したような気分になった。
食欲も少し回復し、体重も0.5kg回復したが通常時よりもまだ2㎏減。
そして今日7月4日は体温も36度台に戻り、現時点で頭痛も喉の痛みも
ほぼ解消されている。
これからは心身ともに回復に向かうのみ・・・
自分の健康を禍信ぜずに謙虚な気持ちで日々を過ごさなければ・・と
反省させられる1週間だった。
コロナになぞ負けてはいられない!
ケセラセラ/Mrs. GREEN APPLE【歌詞付き】