ドゥンドゥン馬鹿

ドゥンドゥンバ狂もそうでない人も・・・もちろんジャンベ・ジェンベにまつわる話し・・・

みしま日記③多くの立場

2011年08月24日 04時11分26秒 | Weblog
さて。
8月10日お昼、硫黄島に上陸しました。


港に着くと体育着姿の女生徒約30人ほどが私と入れ替えに乗船。
「牛っ娘ジャンベ部」の娘達がみしまキャンプに参加する噂には聞いてたけど
本当に女生徒達(笑)
引率の先生がいたり(笑)
入れ違いにおぢさんでスミマセンね。

濃~いお顔の青年達が出迎えてくれてて
みしまジャンベスクールの留学生でした。
何度も電話やメールではTDFとしてお話してた皆と
こうして直に会えるのがホント嬉しかった瞬間。

港から坂を上る手前に「ジャンベの小径」の置物。

坂の上にはすぐにピンク色の学校が。


そうです、ここがこれから約1週間滞在する「みしまジャンベスクール」です。

みしまジャンベスクールの校長先生は徳田健一郎さん
通称「ケンさん」。


ケンさんと初めて会ったのは故Kの追悼ライブのとき。
それ以来、何かとTDFとしてお世話になってきました。

自分が知ってたケンさんは、日本で唯一無二の
「ジャンベを叩くことが仕事の公務員」
という側面でした。
そうです、ケンさんは三島村の職員なんです。
それでいていつも飄々としてる、いかにも三島村民らしいのんびりした方という印象でした。

結論から言いますがその認識は全く間違ってました。
おそらく抱えている難題の重さとしてはレベル7、、、、


今回、このキャンプ参加にあたりケンさんから
「今後のみしまジャンベスクールの在り方やジャンベのネットワークづくりについてディスカッションしたいんです」
と話があり、とても「楽しみに」してました。

夜に開かれた「全国ジャンベサミット」には
全国から集まったジャンベ叩きとフォリカンや岩原さん、
そして島で活動されている地元の方々が参加されました。


ケンさんが直面している難題は数多くありましたが
一番の問題は「硫黄島の過疎化」でした。
島を盛り立てるアイデアは様々考えましたが
現実、バリバリ働ける島の皆さんは数少なく
皆150%目いっぱい手がいっぱい。

そんな現実に向ってジャンベで何ができるんだろうか?

そんな現実と常に様々な側面で向き合っているケンさんは
やはり数多くの任務を抱えてました。
実際このキャンプでケンさんがジャンベを叩いたのを見たのは
ライブ直前のリハーサルのソロを
マヒリとアリに抱えられて叩いた一回のみでした。

行政の立場と校長の立場とジャンベ叩きの立場と、、、そして村民として・お子さんを持つ父親として・・・・・

サミットの夜は、そんなケンさんをこれからも遠く東京からではありますが
私個人として・TDFとして微力ながら支援していこうとココロに決めた夜でした。



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3 コメント

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同じ気持ちです (えり)
2011-08-24 09:09:24
私が今回
一番心に残っているのが
けんさんのリハーサルでのソロシーンでした。

少し距離が近い分
その抱えてる大変さを感じていて
なんとかいい方向にならないかなーと思うこともしばしば。

サミットも聞いてみたかったです。

けんさんはもちろん
硫黄島にとっても
明るい未来が開けるよう。。
私も超微力ながら、応援していきます。
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Unknown (kazumi)
2011-09-01 12:17:00
いつも楽しいレッスンをありがとうございます!
「るんるん馬鹿」見にきました~
硫黄島、素敵なところですね。
お金と時間と体力・気力を蓄えたら、ぜひ行ってみたいです。
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ですね (さなぎ)
2011-09-03 07:07:39
えりさん
どーもです!コメント貰えるとホント嬉しい。
あれからみしまの宣伝しまくってます。「えーい、五月蝿い!」ってくらい。

kazumiさん
こちらこそいつもありがとうございます!
るんるん・・・こらーー!どぅんどぅんですよーーー!罰として今度ドゥンドゥン叩いてもらいマスカラ!
みしま、来年あたり八千代の皆さん向けのツアーを企画しましょうか!楽しみ!!
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