おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

中学英語は まず習字から?

2014年05月26日 | 英語
今年 中学生になった子供達が
仕事場にやってきました。
そろそろ 初めての中間テストらしく、ドキドキしていると話してくれました。

皆に 
英語はどう?と聞いたら
毎年の事だけれど
おかしな答えが返ってきました。

嫌い
だって 面倒くさいの

なぜ 面倒くさいの?

だって まるで習字みたいなのよ
習字?
そうそう!!
ここは 丸めちゃいけない
ここは 伸ばさなくちゃいけない
そんなことばっかりなんだもの。
ちょっとでも 丸めて書いたら バツなのよ。


たとえば、
文章のはじめを大文字にしないとか
ピリオドを付けないとか
アポストロフィが抜けたとか
はたまた 小文字の h が ちょっと短くて n に見えた・・・とか
それで バツは わかります。

でも
小文字の a が丸いとか 丸くないとか
小文字の g が グラムと同じ形になったらバツとか・・・
それって
英語に関係あるのかしら?
 
・・・というか
まだ そんなことやってるんだぁ・・・って思います。

おばばが 中学の時もそうでした。
いわゆる ブロック体に きちんとなっていないと バツ!
今は 筆記体で書くことを教えなくなったようですが
おばばの頃は 筆記体も必死に覚えました。
でも
それって
英語を 習得する上でどんな必要性があるのでしょう?

中学校の先生は
外国のお友達から 手書きのお手紙とか・・もらった事ないのかしら?
パソコンに これだけいっぱいフォントがあるふれているのに
それを 減点させてまで 覚えさせる必要性は何でしょう?

今の子供達は かなりの数が
小さい頃から英語を習っていて
既に 自分の書き易い文字で英語を書いてきています。

それが 中学の英語の先生には読みにくいからなのでしょうか?

英語の先生には
英語の先生としての しっかりとした教育経験のもと
そう決まっているのだと思いますが・・・

それにしても
それに1ヶ月も費やすって・・・・。
時間がもったいないですよ~~~

でも、中学生たちが言っていました。

本当は 嫌なんだけれど
点数が悪くなるのが嫌だから
先生の言うとおりにするの・・・


ちなみに 同じ中学に通っている上級生に聞いてみると
一学期の期末試験までで、
先生にもよりますが、その後は
もう どうでもいいそうです。
a が 筆記体風であろうが 何であろうが
減点の対象にはならないそうです。

もし、しっかり英語を習字のように教えるなら
徹底して 跳ねる 止める 払うを教えなければいけないのに・・
途中でどうでもいい・・・というのも
それとも 習字と同じように
基礎の形を習得したら あとは感性で書いてもOKということ?
そのための 文字練習と徹底のための中間テストなのでしょうか?
不思議ですね

おばばは 英語の事はわからないので
中学生たちの 納得した通り
先生の言うとおりにやってみて
つまらない減点は避けてほしいなぁ・・と思います。
大人になったら そんな事は世界中誰も言わなくなるので
いい思い出になるかもです。

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間違って覚えていた英語

2014年05月26日 | 英語表現
中学生の時
~した方が良いという事で
had betterを習いました。
半世紀とまでは 行かないけれど大昔の事です。

忘れもしない・・・
トムソーヤの題材の中にで
おばさんが トムに言うのです。
You had better・・・・・ナントカカントカ・・
あまりに昔すぎてわすれましたが・・・

その時 中学の英語先生は
~した方がいい
・・・と 訳すのだ
と教えてくれました。

たしかに betterが付くので
なんとなく そちらの方が良い・・・的に感じ
そのまま 覚えてしまっていたのです。

一方
~すべきだ という意味で
shouldを 習いました。

これは 義務であるので
~すべきである と 訳しなさい
そう中学の英語の先生が教えてくれたのであります。

~するべき とだけ訳してしまうと
中学生にはとても強い意味に感じてしまいます。
よって should は とても強制的な言葉だ・・・というイメージが
植え付けられてしまっていたのです。

これが
思いっきり 間違っていたことを知ったのは
ずっと後です。

had better は
目下の者には使っても良いけれど
強制的な意味が強いので 年上には使ってはいけない

should は むしろ ~した方が良いよ的に
話し手の主観として
気軽に使っていい言葉だ

・・・・と 言われたときに
そこに居合わせた生徒全員で
え~~~~~~~~~
じゃあ 今までの英語は嘘だったんだ・・・・


中学の英語は使えない・・・と言われた昔の事ですが
なるほど・・・
これでは 相手に失礼だわ・・・と思ったのでした。

でも、さらに昔であっても
きちんと 翻訳のできた人はいたのです。
英語圏で教育を積み、日本に英語を広めるための学校を創立した人もいたのです。

なのに。。。
どうして 中学校の教科書はこんなだったのでしょう・・・?


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今日の1枚 : ラス メニーナス

2014年05月26日 | 美術
高校生の時に
どうしても スペイン絵画展を見に行きたくて
学校をさぼった事があります。

いえいえ・・・
学校をさぼったのはそれだけではなかったのですがね・・・

それが 初めてのベラスケスとの対面でした。
王女マルガリータと
ラス メニーナス

これらは その後マドリードのプラド美術館等でも見たことがあるのですが
興味深かったのは
バルセロナの ピカソ美術館にある、
ピカソの手による ラス メニーナスです。
ベラスケスのこの絵を だんだんと抽象化して
いくつもの試作というよりは
そのものが 素晴らしい芸術になっていたのですが・・・

それは とてもとても興味深く
また じっくり見たいなぁ・・・と思うのであります。



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